西洋占星術 ページ内リンク
●十惑星
●黄道十二星座

占星術、占星学、星占い…これらの言葉をまったく聞いた事が無い、と言う方もまさかいらっしゃらないでしょう。

どれで呼んでも、それほど厳密な区別があるわけでも無いと思います。
最近はほとんどの占い師さん、占いサイトが「星占い」とは言わずに「占星術」と言っているように思いますが、より専門的でプロフェッショナルにやっていますよ♪と言う印象を伝えたいからではないかと思います。
単純に星占いだと印象的に子供っぽくて、占星術の方がカッチョいいから♪もあるのかも知れません?

英語では単純にアストロロジー=Asrologyです。
英語圏では占星術と言えば西洋占星術が当然ですが、日本だと西洋の占星術、東洋の占星術、どちらにも触れられます。
日本では主に、より学術的な方向から扱いたい時に「占星学」と言う言葉を使っているのでしょうが、単に星占いでは、必ずしも西洋占星術とは、わからないって言うのもあるのかもしれませんね。
その時に西洋星占いとは、あまり言いませんから…

ちなみにただ「星占い」とだけ言った場合は、どうも太陽星座だけで見る場合が多いようですが、太陽星座のみで見る物は、西洋占星術の中のひとつで、日輪占星術と言います。


今でも日本で占星術〜星占いと言えば、普通は西洋占星術を指すようです。
そのくらい現在では、西洋占星術はポピュラーな物になっています。
簡単でわかりやすい一方、学び出せば非常に奥の深いものとなっています。

西洋占星術は、東洋占術のような流派の違い…というような感覚はあまり感じませんが、一方で西洋占星術の名の下に、非常に多くの占星術、技法があります。

ただ基本になっているのは
「惑星〜星座〜宮(ハウス)」そしてアスペクト(角度、座相)です。


個人の出生図の場合、生年月日時でホロスコープを出していきます。
個人を見る占星術をネイタル・アストロロジーとも言い、出生図の事は本来はバース・チャートと言いますが、今ではむしろネイタルのバースチャートを表すものとして、単にホロスコープという言い方をするようです。


10の惑星(西洋占星術では太陽と月も惑星と考えて、地球はいれません。)
12の星座(黄道12星座です。正統占星術ではさらに3分割して36の星座をあてはめ、サビアン占星術では360度一度ずつに意味をあてはめます。)
12の宮 (12室とも言います。ハウスです。)
これに
アスペクト(各惑星間などの角度です。)
などの要素を中心に組み合わせて行って、さまざまな判断をします。


西洋占星術は実際の星(実星)を用いてつくられた物ですが、実際の星空で12星座が黄道に閉める、位置や割合などとはだいぶ違います。
春分点を牡羊座の0度と定める、トロピカル星座帯を使う西洋占星術は、12等分されてからだいぶたつ間に、歳差運動の影響で春分点がずれてしまっていて、その意味でも実際の星空とは違います。

この辺は誕生した瞬間の地平線(ラグナ)を起点に、星空を12星座に分けてそれぞれに30度ずつを均等に割り当てて行くサイデリアル方式のインド占星術や、実際の星空に即した形に直した、「13星座占い」とは違います。
 十惑星

西洋占星術では、太陽と月に、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の八つの惑星を加えた十の惑星を使って占います。

古典的な占星術ですと、各惑星を吉星、凶星、並星などと言ってわけ、どれが来ているか、どのような状態かを見て、結果を文字通り、吉か凶かの吉凶判断をする事が、星占いの代名詞でした。
例えば太陽なら良い、土星なら悪い、と言うような感じですが、今日ではここまでステロタイプの判断をする事は少ないです。

個人的にはそれは…
●価値観が多様化して行く現在では、以前以上に吉か凶かを一面的に、判断できなくなっている。

からでは無いかと、思っています。

以前は吉凶判断自体がわからないので、それを見てもらうために占い師さんのところへ行っていました。
現在では一面的な吉か凶かを判断するだけなら、本でもネットでも情報は手に入って、個人や無料でそれなりには出来ます。
占い師さんの役目が、必ずしも単純に「吉か凶かの判断をする」事ではなく、より今日の状態をどう考えてどうしたら良いのかの、お話しにのった上での改善、開運にシフトして来ている。のでしょう。

さらに詳細に見る場合には、ドラゴンヘッドやドラゴンテール、各小惑星、リリス、リリト、ASC、DES、MC、IC、アラビックパーツなどさまざまな物で見ます。これらは感受点とも言います。

以下の章で十個の惑星を簡単にご紹介しています。


●十惑星へ

 
黄道十二星座

西洋占星術では、牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座の黄道十二星座を使って占います。
星占いと言えば、実際には星=惑星の意味以上に、この星座の方が良く知られていると思います。

各星座にはそれぞれの意味があります。また、惑星以上にいくつかの区分方法があり、占いでは惑星と星座を組み合わせて見て行きます。

惑星がそれぞれの発動原理、本質、キーワード、行動原理や機能の象徴そのものだとしたら、星座=サインはそれらが発揮される、個人の
“性格”“場所”“位置”や“出方”、持っている素質や性格の状態のような考え方をします。
特に星座は、個人内面の性格や心理の傾向を表すと考えられるので、心理占星術では惑星×星座をとても重視します。(ハウス=宮、室は、時間がわからないとわからないからと言う現実的な問題もありますが…)

また、この十二星座と言うのも、実はある程度、便宜上の区分です

タロットは22枚で順番につながって、長い一つのお話になっていて、その22枚の中でも、さらにいくつものサイクルに分かれて、一巡すればまた最初から、新しいサイクルが始まっていきます。とお話しましたが、十二星座もタロットの大アルカナ22枚のように、牡羊座から始まって魚座までの十二星座一周で一つの物語になっています。
またその中にいくつものサイクルがある点も、タロットと同じです。

そして十二星座が順に変わって行くと言う事は、まるっきり違う要素を十二個ピックアップして、ただランダムに羅列して振り分けたのではなく、少しずつ変化して行って、次の星座に移り変わって行くからです。
だからタロットのように、一つ次の星座と言うのは前の星座を受けて変わって行った物になります。

西洋占星術では、もちろん時間がわかればこれに宮を組み合わせていきますし、星座と惑星の組み合わせでも、意味が強化されると考えたり、抑えられると解釈する場合もあります。また同じ星座でも場所によって意味は少しずつ変わってきます。

牡羊座なら牡羊座で、どこもみんな同じ牡羊座で、牡牛座になった途端にパチッと変わる物でも無いんです。
牡羊座の最初から最後まで少しずつ変わって行って、最終的に牡牛座に移っていきます。

西洋占星術では、よく星座の区分法で二分類、三状態、四元素の分け方をしますが、この分け方も、何でそうなるのか?の、説明が無いまま、ただ「こう言う分け方がありますよ。」と、紹介だけされていても、自分で意味を考えてないと、何でなのかがよくわかりません。
が、段々変化して変わって行くもの…がわかっていると「この性質の点に注目すると、この周期でこれに変わったんだな♪」なんて思えたりします。

言うまでもありませんが、全ての星座に良い悪い、優劣はありません。
どの性質も悪く出れば悪くなりますし、良く出れば良くなります。

以下の章で黄道十二星座を簡単にご紹介しています。

●黄道十二星座へ



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