黄道十二星座


西洋占星術では、牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座の黄道十二星座を使って占います。

まずは改めてぷちっとすりっと簡単に、十二星座をご紹介します。
ページ内リンク ルーラー(守護星) 二分割 三区分 四元素
牡羊座 火星 男性 活動
牡牛座 金星 女性 不動
双子座 水星 男性 変通
蟹座 女性 活動
獅子座 太陽 男性 不動
乙女座 水星 女性 変通
天秤座 金星 男性 活動
蠍座 冥王星(火星) 女性 不動
射手座 木星 男性 変通
山羊座 土星 女性 活動
水瓶座 天王星(土星) 男性 不動
魚座 海王星(木星) 女性 変通

ぱからぱからと、元気に走る♪
山でも森でも、前進前進♪


 おひつじ座(火星)
男性星座 活動 火 
(外向 活動 直感・精神)
十二星座最初の牡羊座は、まず元気に走り出す物事のスタートの象徴です。
牡羊座の前には原形質である魚座があり、その漠然とした物の中から意識が顕在化し、まずは、よしこれを始めよう!とアイディアがわいたり、純粋な想像力が起きたりします。
守護星には火星を持ち、男性星座で火の星座、運動・活動の星座です。
主張、自己主張、積極性、独断的、直進的、断定的、進取、精力的、情熱的、活動的、エネルギッシュ、勇気、開拓精神、自己中心主義、新しい純粋で単純なパワーや、スタートダッシュ、挑戦、信念。
始まりを象徴すると共に、そこから来る積極性、自己主張や指導力などを意味します。戦いの意味もあります。
身軽で素朴なフロンティア精神です。牡羊座は、アレコレと考えている内に時間が過ぎるくらいならまず動き、ちょっとくらいぶつかっても気にせず、未知の世界へ乗り出し、切り開いて行く精神を表します。
初速が最高速なので、そのまま速度やパワーを持続するのはどちらかと言うと苦手で、全力で走り出してまずは行ける所までいったら、そこで一休みします。
あれをやりたい、これをやりたいと言う好奇心、行動力、自主性に満ちていて、束縛や制限、停滞や他人から頭を抑えられるのを嫌い、横並びに足並みをそろえさせられたりするのを苦手にします。
数は9で支配と分配を表します。
大きな体で、ひなたぼっこ♪
食べて遊んで、のんびりのんびり♪


おうし座(金星)
女性星座 固定 地 
(内向 不動 感覚・物質)
意識に目覚めてダッシュダッシュで進んで行った牡羊座は、行った先で楽しい場所を見つけます。
走りつかれた牡羊座は、今度はそこで一休みして風景を見て、食事をとり、音を聞き、寝っ転がって場所を確保して、気持ちいい草原の感触を楽しみます。
守護星には金星を持ち、牡牛座は金星の受動的な面を象徴しています。
女性星座で地の星座、定着・不動の星座です。
所有・所得、保守性、頑固、消極性、安全性、審美性、忍耐、粘り、調和、和合、金運、財産、安定志向で五感、慎重、緩慢性、執着性。現実的な富と経済、豊かさと繁栄、所有を象徴します。
牡牛座は感覚や物質を媒介とする、楽しさ、気持ちよさ、美しさが大好きで、手に入った物を楽しんだり、所有、維持しようとする星座です。
即断・即決や機転・機敏はどちらかと言うと苦手で、一度現状に満足して座り込むと、変化を嫌ってお尻が重くなります。
融通性には乏しいですが、穏やかで控えめで元来平和主義、我慢強くて耐久力もありますが、それだけ我慢もしてしまいます。
損得勘定はしっかり計算しますが、気持ちを打算で割り切るようなクールさは、むしろ普通は嫌います。
足が地についている分、限界を超えるような冒険は苦手で、自分がしない分、スタンドプレーなどには振り回されがちになります。
オフェンスに出る事は嫌いますが、有形無形を問わず、自分の財産や路線を脅かされると、そこで始めて、一転してアクションも起こします。
感覚から来る楽しみを好んで、受動的で温和、保守的な一方、変化のための決断は苦手です。
数は6で生産と保存。
あっちにこっちにアンテナ張って♪
興味が涌いたら、くるくる動く♪


ふたご座(水星)
男性星座 柔軟 風 
(外向 変通 思考・知性)
のんびりと休んでいた牡牛座は、今度は段々状況にも、手に入れた物にも飽きてきました。
今度はもう少しだけ近場で、もっと面白い事や、手に入った物を役立てたり、活用する方法は無いかなと、活発に情報を集め始めます。
ずっと一人で楽しんでいたので、今度はお友達も欲しくなります。
守護星は水星で双子座は主にその能動的な面を象徴します。
男性星座で風の星座、変通・柔軟の星座です。
精神的興味、臨機応変、通信連絡、実用的知性、知識、文化、コミュニケーション、情報や伝達を象徴します。
輸送、通信、連絡、深さよりも幅の広い、具体的で実用的な思考、知識、アンテナ、多芸多才、精神と物質の交流、二面性、二重性、二様性、変通自在、通信力、短い距離、強い好奇心、芸術的な才能、器用さと柔軟性、飽きっぽさ、弁舌。
牡牛座では美しい物は好きでも、それを一人称で楽しむ事が多かったので、自分自身の見栄えやセンスに、還元する点については、それほど優先度は高くありませんでした。
が、双子座では柔軟に人に接して、形の無いやり取りも楽しむので、センスや実用的な美しさは洗練されてきます。
双子座は最初の複体サインで、シンプルな二面性があるので、同時に二つの事を手がけたり、多芸多才で興味がある事は、並行してこなしていけます。
ただそれが外から見ていると、事務的にこなしていたり、口や行動が軽く、利己的で、優先度や考えがその場その場で、無責任に変わっているような、印象にもうつります。
これまでじっと同じ所にいたので、あくまでフットワークは軽く、物事にあまり深入りするのは好きではありませんし、物質的な執着は、牡牛座ほどは強くありません。
他人とのやり取りが好きな割りには、自分も他人に関心部分以外で深くは立ち入りたがりませんし、他人がある程度以上干渉して来たり、こちらに深入りしたり、束縛してくるのを嫌います。
とにかく実用的な情報、道具、知識を、好奇心のおもむくままに上手にキャッチして活用して行きます。
数は5で発芽と流暢。
ハサミと甲羅で、みんなを守る♪
家族一緒で、仲良し子良し♪


かに座(月)
女性星座 活動 水 
(内向 活動 感情・情感)
情報を駆使して色々な物を集めて役立て、お友達も見つけた双子座はここでまた少し休憩します。
でも今度は一人ではなく、出会ったお友達と一緒に、休んでいる間も、お話しをしたり、活動したりして過ごします。
守護星は月で、女性星座。水の星座で運動・活動の星座です。
感応、感性、家庭や母性、家族、それらを守り育てて行くものの象徴です。
環境の活用性、感情的、母性的な保護、保育精神、感情的な防衛本能、反応と不安定、消極的で保守的。
強い感受性、献身的な心、豊かな喜怒哀楽、同化精神。
蟹座は海の水と月、女性原理で子宮などを表します。
感情やイマジネーションが豊かで、その蟹座にとっての、仲間意識や家庭、家族をとても大切にします。
感受性豊かなロマンチストですが、生活や生きて行く事に関してはちゃんと現実的で、シビアに考えます。
蟹座はどこかで直感的に、相手を敵か味方かの二つに一つで考えます。意識はしていなくても、絶対的な物ではなくても、この点については味方、今は敵、と言うのを見分けたがるし、見分ける能力を持っています。
ここで味方と感じたり、信頼が出来た相手には、優しさや同情心、犠牲的精神を持って接しますが、警戒心も強く、共通点の無い人や、価値観の異なる人に対しては距離をおくか、時には積極的に排他的な態度に出ます。
双子座が形にはならなくても、自分の知的好奇心や社交性と言う、ある種の打算から、距離を測ったり、接近したりをしていたのに対して、蟹座はもっと主観的な好き嫌い、自分の感情や直感を優先します。
本来オフェンスには消極的ですが、その防衛性は守るための戦いに転化する可能性を持っています。
一方家庭や日常の、繰り返しのような事はあまり苦になりません。
数は2で反射、反響、感受性。
金のたてがみ、さらさら揺らし♪
広い草原、無邪気に進む♪


しし座(太陽)
男性星座 不動 火 
(外向 不動 直感・精神)
すっかりみんなと打ち解けて、安心できるコミュニティを作る事が出来た蟹座は、今度は段々みんなと一緒の考え、服装、趣味、平凡さや毎日が、ちょっとつまらなくなって来ました。
次第にまた初心や童心に戻って、一緒の部分ばかりではなく、新しい事を見つけたり、創造したりしたくなり、またその自分らしさを、みんなに見てもらいたくなってきます。
守護星は太陽で、男性星座。火の星座で定着・不動の星座です。
情熱、意志、自己表現、志す、高潔、陽気、創造、創造性、創造開発、尊厳、ドラマチック、恋愛、子供、娯楽、冒険。積極的、無邪気、王者、威厳、高い精神性とプライド、力と権力による繁栄を象徴します。
星占いで獅子座というと、やたら高飛車で、自己中心的のような書かれ方をされる時もありますが、本来の意味は無邪気な創造力、素直な自己肯定やそれを外へ打ち出してゆくための演出力、表現力です。
蟹座の女性の月から生まれた、獅子座の男性の太陽は、改めて自分を主人公に、他人と違う、自分の部分や理想を見てもらいたいと思います。
それによってみんなに影響も与えたければ、それが結果的に支配になることなら、その部分については積極的に引っ張って行きたいなと思う指導者、統率性の星座です。
獅子座は尊大で、プライド高いイメージがあるかもしれませんが、それだけ自分のための努力もすれば、短気なのは怒った自分をそのまま表に表現する事に、抵抗感が希薄なためです。敵であっても許すのも早く、他人に固執しない陽性の明るさを持っています。
仲間に対しては蟹座のような、横のみんなと足並みをそろえるための仲間意識とは違いますが、自分が上から引っ張り上げる、面倒見の良さを持っています。
一方では演出と自覚して感情表現したり、表現、創造しているため、華やかで高潔な一面、舞台裏・楽屋ではざっくばらんな庶民性が残っていたりします。
数は1で原点。精神と物質の源泉。
細かい事まで、キチンとチェック♪
一歩下がった、繊細乙女♪


おとめ座(水星)
女性星座 柔軟 地 
(内向 変通 感覚・物質)
舞台の上で華やかにしていた獅子座は、一方ではそのために、おろそかになってしまっていた、舞台以外の部分が気になって来ます。
こっちが「どうぞ」と見せていない、舞台以外の部分やおうちの中の煩雑さ、見せている方ではなく、人から見られた時の方も、きちんとしていなくては恥ずかしいと、自分の公私をメイクして行きます。
守護星は水星で、乙女座はその受動的な面を表し、女性星座で地の星座、変通・柔軟の星座です。
乙女座は十二星座で前半(第一群)個人のサイクル最後の星座です。
几帳面で繊細、細かい事が苦にならず、分析、調べる、批評と綿密性、実用性の追求、鋭敏な感覚、研究、純潔性、平和、消極性、知的で論理性を表し、コンプレックスに敏感で生産と義務や労働を象徴します。
目立つ事は獅子座で経験したので、今度は控えめで目だっていない部分、見られた時の部分をちゃんと綺麗で、実用的に機能したものにしていきたくなります。
勤勉で親切、愛情深く、同情心もサービス精神も旺盛です。
乙女座はある種完全主義の星座なのですが、完全な完全性と言う物はまずありません。ある部分を完全にするためには、別の部分が不完全になったり、実は他が犠牲になっていたり、しわ寄せが来たり…。
乙女座は自分の個人的な視点、ポリシーから見てキチッとしていたい星座なので、「確かに仕事は完璧だけど、そのためにそれだけ、時間をオーバーしたら…」見たく、別の視点から見ると意外とキチン、じゃなかったりもします。
乙女座と言うのは少女から女性への移り変わりの時です。プライベートでは優しかったのに、仕事となったら結構手厳しかったり、友達のうちは良いところをたくさん見つけてくれたのに、いざ一対一でお付き合いするとなったら、欠点の方をより、見つけては指摘するようになったり…と、一見目立たないですが、実は乙女座も複体星座で二面性を持っています。
数は5で発芽と回転。
みんなを取り持ち、自分も動く♪
綺麗にバランス、ゆらゆら保つ♪


てんびん座(金星)
男性星座 活動 風 
(外向 活動 思考・知性)
自分の中も外もキチンと出来た乙女座は、自分の部分には満足できて、改めて本格的にみんなの中に入って行こうとします。
天秤座は乙女座で完成した私自身は、傷つかないように一方ではキープして残したまま、その価値観を通して、他人の中に入って行こうとする星座です。
守護星は金星で天秤座はその能動的な面を表し、男性星座で風の星座、運動・活動の星座です。
公平、秩序、理性と感情のバランス、センス、社交性、比較、計る、冷静で公平、調和をはかる、配偶者、共同者、取引、スマート、八方美人、調和性などの意味があり、広く浅く、多くの人と楽しく交際していき、観察したり、取り持ったりをします。
天秤座が社交的といわれるのは、外向思考で外に対しては自分の方から積極的に動き、バランス感覚も良く、公平な目で物を見れて、第一印象やお付き合い初期のお付き合いはとてもしやすく、楽だからです。
素の自分はあまりモロ出しにしないで、相手、TPO、自分なりの有利不利にあわせて演出したり、変化させたりして対応出来ます。
ただこの、相手が期待する自分で対応できる、ウエイトが大きいと言う性質が悪く出ると、八方美人に見えたり、結局自分自身の本音は何なのか、相手からも自分からも不鮮明になって来たりします。
美や快楽を象徴して、争い事や、自分自身が矢面に立つ事はあまり好きでは無いのと同時に、一方では乙女座までで完成した価値観で、人や対象をクールに評価したり裁く意味もあります。
数は6で生産と保存性。
ふむふむ考え、真面目に決めて♪
くっつき出したら、ぺったり一緒♪


さそり座(冥王星)
女性星座 不動 水 
(内向 不動 感情・情感)
いろんな人を良く見てやり取りをするうち、今度は本当にこの人!と決めたその中の一人と徹底的に深く関わりたくなります。
天秤座では本当の自分をキープして、よそいきの自分であわせていたからこそ傷つく事も無かった反面、本当の意味での一体化も、わかりあう事もありませんでした。
その物足りなさが一線を越えて、この人なら!と信頼できる相手を見つけられた時、蠍座は内面的、感情的な一体化を目指します。
守護星は冥王星で、冥王星発見以前は火星でした。女性星座で水の星座、定着・不動の星座です。
欲望、希求心、求める、秘密性、陰性、陰性のプライドや品位、用心深さ、徹底的な調査探求、洞察力、激しい情念、耐久力、冷静沈着な野心、執行者、徹底主義、隠された力や情念、情欲、SEX、一点集中などの星座です。
蠍座は感情、人、対象との深い一体化を目指す星座なので、完全な一体化によるその前後の変化、生と死を象徴します。
これと決めた対象には徹底的に深く…が、蠍座の性質ですが、逆に言えばこれと決めていない対象については天秤座以上に平静だったり無興味だったりしますから、その辺が人から見ると一見何を考えているのかわからない人とか、裏表のある人と映ったりもします。
愛情深く、プライドや洞察力、耐久力、野心も非常に高く強い物を秘めています。
が、蠍座の場合、それらの性質が陰性で、「秘めている」、と言うのがキーワードになって来ます。探る割りには探られるのは嫌いだったり、いろんな事を考えていても、あまり表に出さなかったりします。
それでわからずに傷つけてしまったりすると、表面上では変わらなくてわからなくても、蠍座のロジックで判断して、蠍座の手段で報復して来ます。
純真だからこそ、嫉妬心も強ければ、納得できない事に対しては妥協やなあなあにも、しにくい蠍座ですが、むしろ友達にはフランクに、親友や恋人には深い無償の友情や愛情で尽くします。相手が蠍座から見て変わらなければ、蠍座の方も自分のやり方は変えません。
そしてやはり生と死、セックスと結婚・生産の象徴の星座でもあります。
数は0で無と有の間、消去と刷新。
遠くの目標、上手に見つけ♪
飛んで行ったら、帰って来ない♪


いて座(木星)
男性星座 柔軟 火 
(外向 変通 直感・精神)
天秤座で周りの人を見て選び、蠍座で一体化もはたす事が出来ると、今度は今見渡せる視界の範囲より、もっともっとずっと遠くの方が見たく、そして行ってみたくなってきます。
弓矢は弓を残して、矢だけがはるか遠くへぴゅーんと飛んでいきます。射手座は本体はここに残して、理想がはるか遠くの別世界へ行く星座です。
守護星は木星で男性星座。火の星座で変通・柔軟の星座です。
理解、自由性、二重性能、二元性、迅速性、知性と本能への両極への自由、旅行、遠方、精神的な興味、学術思想へ傾倒、強い探求心、臨機応変、寛容性、活動性、平和性、理想主義、未知の世界(つまり遠い世界)や高い精神性を象徴します。
陽気で楽天的、束縛や規律を嫌い、おおらかで自由で遊び心があり、奔放に行動したがり、学ぶ事を楽しんだり、遊戯の中で学び、懐の広さ深さと大きさ、抽象性は、慈悲深さや寛容性から、哲学や宗教性にも通じます。双子座のような、すぐにわかって使える実用的な知識ではなく、もっとずっと深く、深遠な知的好奇心が芽生えてくる星座です。
他人にも自分自身にも比較的寛容で、遊び心もある射手座は、興味がわけば、対象に向かって身軽にぴゅん!と、飛んでいきます。
ただ弓矢も牡羊座のように初速が最高速なので、いったん興味を失ったら割りと簡単に関心は醒め、まったく違う次の対象へと目標はうつっていきます。それが時には見切り発車してはやりっぱなしとか、一貫性の無い無責任さにうつります。
射手座は理想と現実、善と悪を、同時に理解出来て、許容もしてしまう星座です。そこでわかっていながら、結局は現実では打算に走るか、偽善や間違っていると判断した権力や体制のような対象には、毅然と反発するかの両極になります。
弓矢は弓と飛ぶ矢で出来、射手座は半人半馬のケンタウロスです。射手座も複体星座で、おおらかなのかと思っていると、意外と神経質だったり、シャレでやっているのかと思うと、その中に本気があったりと、本質的に二重性を持っています。
現実を残したまま理想も追い求めます。
数は3で自由と活動。
道順安全、ちゃっちゃと確認♪
群れの先頭、しっかり進む♪


やぎ座(土星)
女性星座 活動 地 
(内向 活動 感覚・物質)
射手座で遠くの世界も見て、哲学や理想も吸収出来たので、今度はそれを実際に生かして、自分の所属している世界や社会を、実用的で良い物にしようとしていきます。
山羊座は射手座で見てきた遊びから夢、理想論までを、今度は実際に仕事や現実の社会に、還元して行く星座です。
守護星は土星で女性星座。地の星座で運動・活動の星座です。
現実性、社会性、堅実、確実性、誠意・誠実と忍耐、追求心、父性、世間や社会、職業、仕事や家庭外、責任感、独立心、思慮性、沈着性、執着心、使役、使う、安定や安全を象徴します
実利主義、責任感と目的達成思考、不言実行、現実性や任務性を大切にして、持続力を持って粘り強くがんばり遂行します。慎重で真面目、持久力も耐久力もある星座です。
山羊座は独立独歩でも、リーダーになってでも、よし!ときちんと目安が立てば、自分からスタートを切る星座です。
目的思考で現実性に基盤を置くので、射手座のような見切り発車は心配で、一度歩き出したら簡単には諦めませんし、完遂力もあります。
ただ自分なりの計算で、納得が出来ないと踏み切らないので、スタートまでには時間がかかりますし、スタートを切った後、充分めどを立て、実現性はあっても、なぜか心情的には心配になったり、悲観的になったりもします。
また、どちらかと言うと自分でやった方が安心できて、人任せにしたがらない星座です。この性質が良く出れば自主性と責任感がある星座ですが、考えている間はあまり外から見てわからない割りに、自分からもオープンに意思表示したがらないので、そっけなく思えたり、さらに悪く出ると、許容量以上に一人で背負い込んだり、それが人を信用していない印象や、ドライな割り切りの印象につながります。
数は8で強固さと破壊。
世界に一つの、綺麗な水がめ♪
さっぱり爽やか、こっそり頑固♪


みずがめ座(天王星)
男性星座 不動 風 
(外向 不動 思考・知性)
社会を築いて実用的で保守的が出来た山羊座は、今度はまたそれが息苦しく、物足りなくなってきます。
水瓶座は、社会や世代に対しては、パッとまったく違う革新を起こし、自分に対しては再びオリジナリティー、独創性、自分流の理想や、自由奔放さを追求して束縛を嫌い出す星座になります。
守護星は天王星で発見以前は土星。男性星座で風の星座、定着・不動の星座です。
理想、認識、知る、知的志向、精神の自由性、楽天性、改革と作新の理想、合理性、客観性、冷たい知性と暖かい情感、束縛の無い自由者、友人、理論武装、公平な博愛思想、独特のスタイル。
水瓶座は知的で洗練され、物事は理論的、合理的に考えて、外に対してはさっぱり爽やかな一方、自分についてはエキセントリックでも、インモラルでも、個性、自分流をしっかり貫き、特定の分野に執着したり、職人気質を極めて行ったりします。
合理的に機能している社会に対してはそのままの姿勢で満足しますが、山羊座のように自分が中核となって経験に裏打ちされた、安心感がある一方、保守的な世界を構築して行くのではなく、自分は一歩引いて奇抜でエゴイスティックでも、見つけた自分流の理想とやり方について、完全主義で一徹です。
山羊座の朴訥さは知性的、芸術的に洗練されていますから、印象はむしろ爽やかです。
博愛主義の一方、それ以上のどろどろした人間関係や一体感は避けたがるので、こちらからポリシーに踏み込みでもしない限り、水瓶座もまた、あまり自分から深く立ち入りたがって来る星座ではありません。
数は4で構成と組織力。
泳ぐつもりが、ふらふら流れ♪
寄って甘えて、すりすりなじむ♪


うお座(海王星)
女性星座 柔軟 水 
(内向 変通 感情・情感)
魚座は十二星座最後の星座で、全ての要素を漠然と併せ持っていて、敏感にして不鮮明です。
水瓶座ではオリジナリティーも出せて、自分は自由で理想も頑固も貫き、一方ではその主体と知恵とを、社会に対しては打ち出していきました。
そうなると今度、魚座ではそれについていけない人、結局合理性や理屈では割り切れなかった部分、他者に対して、視点や興味から同情心までが起きてきます。
守護星は海王星で発見以前は木星。女性星座で水の星座、変通・柔軟の星座です。
夢想、神秘、信仰、信じる、信心、直感、霊感、共感力、自己犠牲、芸術や幻想、無形な神秘と秘密への認識力、内面世界から信仰のような物までを象徴します。
魚座は肉体と精神、清浄と汚濁、神聖と肉欲の二元性を表し、複体星座の中でも、もっとも完成された二元性を持ちます。
見えない物、形にならない物、割り切れない物を大切にし、繊細で優しく、敏感で情感的、夢幻的で同情的、全てを抱え込むところから来る矛盾性や、それを超える飛躍の意味もあります。
水の中にすむ魚座は最も周りの人や環境の影響を受けやすく、流動的で受動的です。ただ魚座の流動性、二面性は、そう言う性質自体が一貫しないと言う事にもつながります。
例えば繊細でデリケートかと思っていると、傷つきながらも意外と我慢強かったり、逃げてばかりいるかと思うと、一転して噛み付いてきたり、押しに弱くて主体性が無いなと思っていると、それをどこかで計算してやっていたり…。
それが自身の感情に起因して切り替えスイッチが変わるので、外から見ている人にとっては、「流されやすい、主体性の無い人だなあ…」と思って見ている内に気がつくと、こっちの方が振り回されていた、と言うような調子で、魚座のキャラクターをよくわからない、複雑な物にしていきます。
数は7で満足と本望を表します。
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