☆ 1-11 ☆
複数の占いで、違う結果になる時はどれ
が本当?
例えば四柱推命では今年は良い年、
でも方位術で凶方位に行っちゃったら
良いの?悪いの?どっちになるの?

星占いでは控えめで大人しい性格、
でも姓名判断では、積極的で強い意志の人間は
どっちが本当なの?


A、ハートランドなら…
基本的に全部本当です。
それぞれおのおの考慮して
それらを掛け合わせて下さい。

と考えます。

た〜まに聞かれるこの質問。

占いに否定的な方などに言わせると、
少なくとも正解一つ以外は外れているんだから、
複数の占いで見たら全部同じにならなきゃいけない。
そうじゃないって事はやっぱり占いなんて当てにならない。

なーんて思ってらっしゃる方もいると思います。

一方占いに肯定的な方でも悩んじゃったり、特にプロアマ問わず、
ほとんど一つの占術でやっていらっしゃる方なら、
そりゃあ自分の占術こそ正しい!正解!
と、自負、思いたくなるのはわかります。

が…

つまりこの質問をして来られる方は、
一つ一つの占いを「結果」だと思っているわけですよね。

「結果」だから正解は一つのはず。
だからどれが本当なのか?となって一気にわからなくなっちゃう。


ハートランド的には実に簡単で、
一つ一つの占い結果は「要素(原因)」です。

要素だからどれも本当だし、
それぞれがかけ合わさって、最終的な結果になります。
(原因をそれぞれ別の視点や表現で見ている…
と考えていただけたら、うちの考えに近いです。)

当然掛け合わせる一番大きな要素は、多くの場合ご本人のイメージと意思、
行動になりますから、ご本人の自由意志に一番左右されます

もちろんたまたま、特にそのうちの一つの要素が
ツボにはまったように大きく影響しているような時や、
特定の占術に秀でた方で、一つから類推して
他の部分まで間接的に読めているような場合もあるでしょうが、
理屈としては一つ一つは別の要素で別の部分を見ています。

これから影響する、演繹の部分を見ているのであって、
必ずしも結果を見ているわけでもないんです。


占い師さんは、最終的な現実や結果部分は、
普通はそれらの要素を総合的に判断して検討しますから、
例えば彼との、今の関係を詳細に見ようと思えば、
生年月日時で見て、相性を見て、今の運気も見て、
タロットも引いて、もちろんお話も伺って…となるでしょう。

あるいは一本の占術を極めていらっしゃる方なら
そこから派生させて類推して行って、最終的な判断をすると思います。


だから
無料や自動の一つの占いで機械的に見てみても、
なんだかあんまり、当たっていないような気がする…

当たっているように思えるのもあるけど
外れているように思えるのもあって…
かえって答えがバラバラで、どれを信じて良いのか…?


これはある種、当たり前なんですね。


最初の例で言えば、
年運では良い年だけど、凶方位に行っちゃった…なら、
→両方の影響があります。
(単純に相殺されるか、それぞれ別々に出るかなどは、
個々に見ないと一概には言えないでしょうが…)

星占いでは控えめで大人しい性格、
でも姓名判断では積極的で強い意志の人間
なら
その両方の要素を、まずもらいます。
(もちろん比重と言い、性格と言い、
こんな単純な物ではないですが、
わかりやすく、簡略に例えるとですね?)

ちなみに分析と言う意味で、性格などを見る場合でしたら、
占術ごとに性格の違う部分を見ますから、
これまた当然、普通違う物になります。


あくまでもそう言う要素、因子が加わったと言う事と、
結果がその通りに直結して出るのかと言うのが
単純にイコールにならないだけです。


ダイエットに置き換えたらわかりやすいでしょうか?

がんばって運動したんだけど、ついついその分
お腹へって、ご飯食べすぎちゃって…


さあこの場合やせるのと太るの、どっちになるの?

両方とも影響はあるでしょう。で、強い方が結果になりますよね。


でもそれはあくまでも相殺された結果ですから、
「やっぱり体重増えたよ。運動でやせるなんて嘘じゃん」とか
「減った減った、運動やってればいくら食べたって関係ないんだ♪」
なんていう風に
「どっちかが本当なら、どっちかは嘘」
「ゼロか100か?」

的には普通は考えないでしょう?

たぶん占いでつまづく方は、ここでどっか占いを
(と、言うよりも一つの占術を)
特別視してしまうのだと思うのです。

それでわかんなくなっちゃうんですね。

ただ実際、一つの占術ではダメとなったら、
もうダメって言う発想の占術や、占い師さんが多いみたいではあります。

そうなると
「名前悪い」→「改名しなさい」
「相性悪い」→「別れなさい」

となっちゃうのでしょうね…。


実際その手のご相談は少なくないので。


でもこう言う事は大抵、いくらでもカバーできる物で
自動占いや占い情報全盛期の今は、通り一遍の判断で見て
「悪い。困った。どうしていいかわからない…。」
と言う時にこそ、一段深く専門的な見地から、教えてくれるのが
占い師さんのはずだと思うんですけどねえ…








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