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占いに限らず、12を基準や、材料の基本単位にした物はとても多いですよね。
十干十二支(じゅっかんじゅうにし)などともいいますが、占いでは10(十干、10進法や10のシンボル)を空間の単位として、12(十二支、12進法や12のシンボル)を時間の単位としている事が多いようです。
(この時間と空間自体も置き換え可能と言うか、逆のパターンと言うかで、時間を空間に、空間を時間に対応させたり入れ換えたりも、占いによって考える事はあると思います。例えば西洋占星術から十干十二支を見る場合など、十干を時間に置き換えたりして考えたりしても、あてはまる気がして面白いです♪)
12で占いと言えば、ますは西洋占星術の12星座が思い浮かぶかもしれませんね。
東洋系では十干十二支を組み合わせて(10×12=60)、六十干支と言う、同じシンボル・時計・モノサシを使う事が多いですから、各占いで呼び名が違っていても、原型のシンボル自体は対応していたり、似たような意味になっている事も多いです。
一方で似てはいても、微妙に違ったり、解釈で変ってくるからこそ、各占いの性格も出れば種類もあるので、見比べると面白かったり興味深かったりします♪
同じ東洋系でも、部品単位の意味を重視する占術、場合もあれば、個々の部品そのもの以上に、それらの割合、バランスや、組み合わせで起こる作用のような意味に、重きをおく占術もあります。(占術によっては、その相互作用で、さらに別の部品が生まれると考えます。)
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その中からまずは十二運について、直訳的に対応していると思われる物同士を、チャートにして上げていってみました。
(これ当然西洋系とも対応可能と考えますが、一度にそこまでやると煩雑なので、まずはイメージをあわせやすい、メジャーな東洋系だけをまとめてみました♪)
推命に慣れている方なら、偏見抜きの名詞として淡々と読めるでしょうが、始めての方が見たら「死、墓、絶」辺りの言葉(漢字一文字)って、思わずギョッとしちゃいますよね。
これについては算命では、「天極星」「天庫星」など、意味は上手に象徴されていますが、一見して怖そうな漢字は使っていません。
十二運を個人の類型に使う動物占いでは「ゾウ、ひつじ、ペガサス」と、ずっと可愛らしい名前に直していますが、運気として使っている六星占術では「陰影、停止、減退」の大殺界と、逆に怖さを強調するかのような演出で名前をつけています。
この辺は各占いの解釈や方向性で、演出名は変っちゃいますよね。動物占いで自分を調べて「大殺界陰影人」とかだったら、エラクショックを受けそうですし、反対に六星占術で、「今年はゾウさんね♪」「私はペガサスの年♪」では、全然怖そうに聞こえません(^^;;
あくまでも個人的な研究&印象ではありますが、名称等、何か、不適切な場合がありましたらご一報下さいませ。 |
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