☆ 1-3、占いに
科学的な根拠はあるの? ☆


A、ハートランドなら…
そんなもんは、いっっっっっくらでも、
ありまくりっ。

と、考えます。

たぶんこれは科学という言葉が出来た頃から、
言われているような事なのでしょう…

だからこれまでにもいろんな方が…、それこそ
博学、聡明、さまざまな見識をお持ちの方が
いろんな立場からいろいろ言われている事だとは思います。

占い師さんの中でも

「占いは立派な科学
(と、考える事だって出来るの)である」
と、言う立場の方もいらっしゃれば、
逆に
「いや、占いに科学的根拠などと言うものは無い」
と、言う立場の方もそれぞれいらっしゃると思います。
私自身、どちらの方向のお話も見ましたし、聞きましたし、
それぞれなるほどと思う部分はあります。

が、それはそれとして私なりの見解をお話しするなら…


一言で言ってしまえば「根拠 ある」と思います。

ただここまでも何度も言っていましたように、
占い自体が巨大すぎる範疇をもつ物で、
こう言う時に意味を絞らないでやり取りをしてしまうと
誤解や食い違いが起きるのは当たり前。
と言ってそこで一言以上、誤解の無いようにお話しようと思うと
一気に長くなってしまうのですが(笑)

これって意見が分かれるとすると、原因の多くは

「科学的」と言う言葉と
「根拠」と言う言葉の解釈の違い

によるのではないでしょうか?

これまた厳密には難しくなるかもしれませんが、
単純、素直に意味を考えれば
科学的=論理的、客観的。
物事を極力、そういう視点、方向から見る事。
根拠=よりどころ、前提、
なぜそう言えるか、思えるかの、元になる部分。

まあ普通、日常、一般的には
こんな感じじゃないでしょうか?

占いも演繹法と帰納法の二方向から考える事が出来るでしょうが、
このうち演繹法は理論、帰納法はいわゆる観測結果と考えています。
これはどちらか一つだけでは普通成り立たずに相互に補完しあう物と思います。

例えば理論ではこうなるはずだったが、実際に見てみるとこうだ。
ではそうなる結果が導き出せる理論はこうなのではないか?と言うような感じです。

占星術も、人相、手相も風水も、どのような占いも
「理論理屈は精妙細微だが、実際に照らし合わせてみると、
まったく現実とそぐわない」では困ります。

これを一種何千年もやっているわけなのですから、
私なら(多くの、特にいわゆる正統派の占いは…)少なくとも
「科学的な根拠はある。」が、ただし
「科学的に立証されてはいない。」

と、言うあたりが、一番妥当なんじゃないかと思います。

ぶっちゃけ理論も実証も“根拠”と取っていいくらいのものなら、
もうすでに充分アリアリだと思います…。

立証に関してははっきり言って出来ているとまで
断言は出来ないと思いますから。

でもまったく立証出来ていない上に、
根拠までまったく無いものが、
世界中の地域でこれだけ続いていたとなったら、
それはそれで大変な事だと思いますが…

ただ
科学的に根拠がある(と、取れる)
科学的に正しいと証明された事では無いでしょう。
「根拠がある」から「証明・実証された」までは、
理論の構築から始まってそれなりの隔たりがあるものでしょう。
多くの占いはこの狭間にある状態だからこそ、
ある種神秘的で不思議、
未知のものの印象があるのだと思います。


例えば昔は
「ツバメが低く飛ぶと雨が降るんだよ♪」

と言うと、
「またおばあちゃんの迷信が始まったよ。
そんなの何の科学的根拠も無いのに…」

と言われていたのが、逆に科学が追いつくと見えてくる事がある…。

経験則的な根拠はあっても、ではなぜそうなるのか?の、
理論や証明がなされるには、その後それを確立するための
人や時間が必要なようにです。

現在の科学ではいまだ解明できない事象のうちの相当数は、
非科学的なのではなく、科学の方がまだその事象を
解明出来るレベルにいたっていないのだと思います。

私が小さい頃は「どんなに科学は発達しても
ロボットが二本足歩行する事は不可能である!」と言う事を、
理路整然と科学的に主張している先生がおりました。
その昔は「人類が月に行く事は絶対に不可能である」事を
証明した科学者の方もいたそうですし…


占いでも、風水で良く無いとされている、
高圧線近くの場所などには電磁波の影響が、
気を取り入れると言う基本的な考え方にはマイナスイオンが
関係しているのではないか?と言う事を、
科学的な方向から主張される方は、増えつつあるように思います。

大体占いにせよ、科学にせよ
「何かだけを絶対視する」
って発想自体が、科学的(客観的)では無い
と思います。

本当に科学をわかっていらっしゃる方なら
「現時点での科学のみを絶対視する」
ようなまねをなさらないでしょう。

科学に対して柔軟になる事と
科学を軽視する事は違います。


マイナスイオンと言う物が、まだ知られていなかった時代なら
「水飛沫のそばにいくと、体にいいんだよ♪」
と言えば

「何非科学的な事言ってるの?
水飛沫と健康に、どんな関連性があるって言うの?
無責任なこと言って、世を惑わすなよ。」

「だって私は気分がすっきりしたし、
とても落ち着いたのよ…?」

「そう言うのを自己暗示って言うんだよ。
本当だって言うなら、
科学的な根拠を示して、証明出来るの?
それとも、きちんとした統計でも取ったの?」

と言う会話になっていたわけです。
(最も最近はまた、電磁波やマイナスイオン自体が
一気に拡大解釈されてしまったようで
かえって誤解を生みかねないようですが…)

そのうち少しずつ、ご紹介出来たら良いのですが、
少なくとも「根拠」と、取れる程度の事なら
これはもう、いくらでもあります。


とは言っても今後もまあ…各論部分のような物はまだしも、
占い全部が科学で完全に解明される事はまず無い…
と、思いますが、もし仮にそんな事になったとしたら…?




たぶん今度は科学で100パーセント割り切れた、
正しい理論的な占いでは納得行かない方たちのための、
占い以外の
“何か…?”が必要になるような気はします。


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