ほうき星
からからと回る糸車の向こうの窓の外、
大きなほうき星が何事かを告げるように、ゆっくりと夜空を横切って行きます。
妖しい雰囲気ですが、何かの大きな変化を告げる意味が、ほうき星です。
それが客観的に大きい事なのか、小さい事なのかは未知数ですが、
本人に取っては大きな変化、もしくは変化の時の暗示になります。
これまでは多少の手直しや、現状維持の範囲で何とかなっていた問題も、
今回は抜本的な改革の必要性が生じるか、
あるいは変えてみても良いのではないかと見ます。
移動や、お仕事上の変化、恋愛、結婚などでも、
現状維持か、根本的な作新かで迷われていた部分があれば、
思い切って変えてみる方向で考えてみては?の象意です。
難しいのは変化、変革期、と言うのは、
何も無いところから、自分が1から始める事に向いている時期というよりは、
これまで維持してきていたり、何度か手直しをして来た、
すでに持っている物、やってきたパターンに対しての変革…
と言う意味に、まずなります。
新しい事のスタートが、悪いわけではありませんが、順番的には
まずはこれまでの、再点検、見極めの方が、先の意味になって来ます。
それにほうき星は、今はまだ中天を横切って行くところです。
ズバリ今まさに変化か、維持かで迷われていた、問題を抱えている…
と、言う時もあるかもしれませんが、どちらかと言うと、
これから起きてくる、またそれは外からの影響によって…と取ります。
何か大きな変化があった時でも、こちらはポジティブで、ナチュラルな気持ちで、
整然と対応、変えるべき所は柔軟に変えて、上手に合わせる事が出来れば、
進むべき次のサイクルを、良いスタートで始められます。
ほうき星は、そんな新しいサイクルの前の、身軽な心の準備の暗示です