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36星座のアスペクト トライン |
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トライン
36星座のトラインの組み合わせです。
12星座の時と同様、12星座ひとつ単位の三星座ずつ、もしくはトライン関係の三星座単位で見ていくとわかりやすいかと思います♪
やはり似ている性質を無理なく発展させて、スムーズに伸ばしたり、ステップアップさせていけますが、その発展が、同元素である似ている性質の枠内に収まりがちになってしまう点は、12星座のトラインと同じです。
ちなみに純粋なトライン関係は、宿曜でなら業胎の関係になります。一方で牡羊座のさんかく座と、獅子座のからす座みたく、角度が広い(12ではなく、14個離れている)場合はおおむね遠距離の栄親に、逆に牡羊座のペルセウス座と、獅子座のコップ座のように角度が狭い(10個離れている)場合だと、おおむね中距離の友衰から親栄あたりになります。
さらにちなみに…おさらい程度に、36星座一覧表です♪
12星座 |
36星座 |
第1デーク |
第2デーク |
第3デーク |
牡羊座 |
さんかく座 |
エリダヌス座 |
ペルセウス座 |
牡牛座 |
おおかみ座 |
オリオン座 |
ぎょしゃ座 |
双子座 |
こぐま座 |
おおいぬ座 |
おおぐま座 |
蟹座 |
こいぬ座 |
うみへび座 |
カメレオン座 |
獅子座 |
コップ座 |
ケンタウロス座 |
からす座 |
乙女座 |
うしかい座 |
ヘラクレス座 |
きたのかんむり座 |
天秤座 |
へび座 |
りゅう座 |
じょうぎ座 |
蠍座 |
へびつかい座 |
さいだん座 |
みなみのかんむり座 |
射手座 |
こと座 |
わし座 |
はくちょう座 |
山羊座 |
つる座 |
イルカ座 |
みなみのうお座 |
水瓶座 |
こうま座 |
ペガサス座 |
くじら座 |
魚座 |
ケフェウス座 |
アンドロメダ座 |
カシオペア座 |
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火のトライン |
牡羊座と獅子座 獅子座と射手座 射手座と牡羊座 |
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牡羊座 |
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獅子座 |
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さんかく座、エリダヌス座、ペルセウス座 |
コップ座、ケンタウロス座、からす座 |
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獅子座 |
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射手座 |
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コップ座、ケンタウロス座、からす座 |
こと座、わし座、はくちょう座 |
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射手座 |
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牡羊座 |
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こと座、わし座、はくちょう座 |
さんかく座、エリダヌス座、ペルセウス座 |
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最初のデークは全部無機物です。これは火=精神の特徴で、最初のスタートがまだ自我が確立しきっていない、無機物から生まれてくる精神、火になるんですよね。まだまだ野心や動物的欲望、知恵や計算などが働く段階ではなくて、やっとこれから原初の精神が、生まれて来る〜来たあ〜!みたいな感じです。一方で各星座の特徴は、良く表しているのが第一デークです。
かっちりとしたさんかく座は、いかにも牡羊座が生まれてきたような感じですし、そのはっきり感はコップ座の自己表現に受け継がれます。直線思考で実用性優先だったさんかく座は、言いたい事、やりたい事で人とは違う個性を出した、豪華な聖杯に昇華さます。そんな立派な聖杯は、人によっては近寄りにくさを感じたり、好き嫌いがわかれたりもしますが、こと座は自分も楽器です。他人の個性や芸術性には懐が広く、ちゃんと受け入れて音色をつけて上げられます。
実用性プラス哲学的感じのシンプルなさんかく座に、豪華な芸術品のコップ座、見えない音色をより人に対して放つこと座の、息のあった無機物トリオのトライアングルです。
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これが第二デークになると、とたんに特徴が出て活発になります。
エリダヌス座は大河、ケンタウロス座は幻獣、わし座は鳥。まさに水陸空のそれぞれで、前の流れを受けてさらに一歩、我が道を進みだすような感じです。生活圏エリアが全然違いますが、どれも基本的に単体で行動や存在する・出来る星座なので、単独行動がかえって楽で苦になfりません。適当にお互い同士を確認しながら否定はする事無く、好きな行動をして我が道を行けます。
ペルセウス座、からす座、はくちょう座はそれぞれの最終形態です。このうちからす座は鳥系なんですけど、口と知恵が特徴で性質的にはとても人に近いんです。高度も低く、人里が好きです。自己を確立させつつ、栄光と財宝を求めだすペルセウス座に、その具体的な先導役や遊撃隊になれる、知恵と工夫で自己表現し、みんなの注目を集められるからす座。これがはくちょう座になると、さらに精神と個人の知恵を熟成させて、いよいよ人と社会に役立てる準備を始めます。
それらをもっと広い社会に打ち出していったり、思想的な深いバックを築いて上げられる星座です。それぞれお互いの領域は邪魔せずに、認め合いつつ行動できる、調和的な三星座です。
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地のトライン |
牡牛座と乙女座 乙女座と山羊座 山羊座と牡牛座 |
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牡牛座 |
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乙女座 |
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おおかみ座、オリオン座、ぎょしゃ座 |
うしかい座、ヘラクレス座、きたのかんむり座 |
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乙女座 |
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山羊座 |
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うしかい座、ヘラクレス座、きたのかんむり座 |
つる座、イルカ座、みなみのうお座 |
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山羊座 |
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牡牛座 |
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つる座、イルカ座、みなみのうお座 |
おおかみ座、オリオン座、ぎょしゃ座 |
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第一デークは五感鋭い地の狩人、おおかみ座と、自己を見つめたり考えるうしかい座、つる座も同じく社会や社会の中の自己について考える星座です。実はこの三星座は見つめたり感じたり、関心を持ったりしながら「考える」と言う意味で共通しています。
おおかみ座などは、考えて出ている結論に対しては即応性があったり、また考えると言っても、知恵や知識といった物とはちょっと違うんですが、「さーて、私はこれからどうしようかなあ?」的に考えるのが、この三星座です。そのテンポのようなものはよく共通しています。
おおかみ座は自分の欲望や感性。うしかい座は自分自身や、道具、役割などを通しての自分のありよう。それらを踏まえたうえで、つる座は社会や集団の中においてのに「どうして行こうかな」や、結果について考えたがります。自分が手に入れたい物、入れるべき物を落ち着いて考え、ある材料と足りない要素を整理して、現実的に行動する事の出来る星座です。
おおかみ座が個人の動物的な本能や行動なら、次のうしかい座は、その本能を理性が操る、動物と人がチームとなった星座です。本能を操る制御方法や、自分のバランスに焦点が来ます。
さらにつる座になるとみんなと一緒に高く舞い上がって、社会を形成しながら「ぱたぱたぱた」っと、他の場所へまで渡って行きます。そして降り立った地で、また最初の行動を起こすために必要なのは、おおかみ座の純粋な本能です。
次のオリオン座、ヘラクレス座、イルカ座。勇者と、勇者にまつわるバイプレイヤーの三星座です。どれもなんとなく自分自身の立場や、やるべき事が見えてきて本腰入れて活動、活動って感じですね。星座的には、オリオン座は自分のやりたい事に奮闘するイメージの星座ですが、ヘラクレス座の方は周りの人や他人のためにも、よりがんばってみようかなと言う星座です。 |
ヘラクレスは神話でも、首を切り落としても生えてくるヒドラに対しては、切ってるそばからその口を焼いて再生しないようにしています。力任せに難行を乗り切ると言うよりは、ちゃんと「アレでだめなら、コレで行こう!」的に行動していて、「アレで駄目でも、アレで押し切る!」ではありません。この辺はいかにも分析の得意な乙女座さんに、現実感覚の実力星座である山羊座が加わったと言う感じで、工夫と対応力に優れています。
これがイルカ座になると全体の中での自分のポジションを考えながら、必要な時にはサポート役に回り、がんばる人のために、あるいはがんばる人がいるから、自分もがんばったり助けてあげようかなって感じの星座になってきます。
孤軍奮闘ではなく「わっしょこわっしょこ」と集団でやってきて、組織単位で考えたり社会の力までに訴えます。気がつくと海面ににょっと顔を出し、オイシイ場面にみんなで「ほいさほいさ」とやってくれるのがイルカ座です。個の存在感は前の星座ほどあります。スマートさや効率は多少かけても、目的達成の実現度や粘り強さはどれもある星座です。
最後のぎょしゃ座、きたのかんむり座、みなみのうお座。それぞれの性質の最終星座同士で、完成度のような物が高い組み合わせになります。道具を操り、自己を律して合理的に目的達成を目指すぎょしゃ座に、きたのかんむり座はペースを乱す事無く、見栄えと実用性のバランスが完成された、きちんとした道具として助けてあげたり、あげられたりが出来ます。そんな確かな道具や形ある物を、暖かい海の中に集団で暮らすみなみのうお座は、上手に社会に浸透させて上げられます。そのみなみのうお座の社会性を実現するのにもまた、ぎょしゃ座の現実感覚や、きたのかんむり座の実務的細かさはサポートして上げられます。典型的な人間星座(動機)、無機物星座(手段、道具)、集団動物星座(社会、対象)と循環してゆく流れで、そこで助け合う事も出来ます。
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風のトライン |
双子座と天秤座 天秤座と水瓶座 水瓶座と双子座 |
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双子座 |
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天秤座 |
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こぐま座、おおいぬ座、おおぐま座 |
へび座、りゅう座、じょうぎ座 |
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天秤座 |
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水瓶座 |
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へび座、りゅう座、じょうぎ座 |
こうま座、ペガサス座、くじら座 |
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水瓶座 |
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双子座 |
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こうま座、ペガサス座、くじら座 |
こぐま座、おおいぬ座、おおぐま座 |
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知性の星座ですが、人間が無いのがちょっと意外でしょうか?特に最初のデークは全部動物星座です。
これは知性が、最初はどちらかと言うと好奇心のような物から来るから、と考えればわかりやすいと思います。
もうひとつは交流、コミュニケーションの意味です。西洋占星術の風の知性と言うのは、必ずしも沈思黙考のような知恵と言うわけでもないんですね。(こりゃどっちかって言うと、地の星座辺りのイメージが近いと思います。)
守護星の水星、金星は、双子座と天秤座ではどちらも能動面を表し、水瓶座も土星と並んで天王星が来るとなると、必ずしもどっしりってイメージじゃありません。むしろ活発で忙しそうです。タロットなら自分の内面を見つめる知恵の隠者は乙女座のカードです。
そしてこぐま座は自分の興味ある物に素直に好奇心を向け、「なんだろなっ?」「おもしろそうだなっ?」「何かに使えるかなっ?」と観察します。
へび座はにょろろんとやって来て、それを綺麗に直してみたり、みんなのところに持って行ったりします。こうま座はたくさんで、さっそくそれを使ってみたり、さらに手を加えて、みんなで遊んだり役立てようと考えます。
どれも公平な仲間意識を持っている星座で、お互いおつきあいしやすいです。ただチームワークがっちりとか、上下の人間関係がびっちり決まっていると言う感じではありません。むしろフリーな気楽さや、相手に合わせられる柔軟さで輪が広がる星座です。
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次のおおいぬ座、りゅう座、ペガサス座は、さらにそれを最初から考えたり、交流前提で行動していきます。外へ出たがるおおいぬ座は、それをそつなくこなすりゅう座に好感を持ったり助けられたりしますし、りゅう座は自分以上に公平で、慣習や肩書きに左右されない、ペガサス座のキャラに安心感や理想の一つを見ます。りゅう座もペガサス座も、実は表面そつなく公平だけど、内面は結構頑固で強情な星座です。「ここは私の領地です。」と言うところに勝手に踏み込まれると、いつものソフトさからは想像もつかないくらいくらい、反発したり我を出します。この辺の居心地のよさの距離感も、りゅう座とペガサス座は似ていますし、おおいぬ座も目的や行動には活発でも、相手の中に深く踏み込んで行きたがる星座では無いので、普通は程よい協力者になれます。
最後のおおぐま座は、双子座の知性の最終段階です。実用的な知性と自分の距離のような物を、一番上手に操れます。それをより外に生かすには、やはりじょうぎ座のような、安定感ある知性と社交性、時に美的なセンス全般に非常に助けられます。じょうぎ座は自分を律して見せるのも、分をわきまえるのも非常に上手ですが、透明感がある分、くじら座のような存在感、発想性は今一歩です。リーダーにもなったり、実際親分肌なんだけど、なぜかその割にはそれほどの印象が…あるのか無いのか良くわからないと言う、無機物星座独特の不思議な性質を持っています。新しい物が苦手では無いんですが、自分なりの美的感覚のようなものの枠内で考えてしまうので、一本飛び越えたような発想を、自分から思いつく事はじょうぎ座はあまりしません。この辺は広い海をテリトリーにして、実力者で現実主義、天然存在感のくじら座が助けてくれると、じょうぎ座はぐっと結果につなげて行けるようになります。
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水のトライン |
蟹座と蠍座 蠍座と魚座 魚座と蟹座 |
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蟹座 |
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蠍座 |
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こいぬ座、うみへび座、カメレオン座 |
へびつかい座、さいだん座、みなみのかんむり座 |
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蠍座 |
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魚座 |
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へびつかい座、さいだん座、みなみのかんむり座 |
ケフェウス座、アンドロメダ座、カシオペア座 |
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魚座 |
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蟹座 |
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ケフェウス座、アンドロメダ座、カシオペア座 |
こいぬ座、うみへび座、カメレオン座 |
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蟹座は全部動物。魚座は全部人間。間の蠍座は職業人と無機物が二つです。
こいぬ座、へびつかい座、ケフェウス座は、どれもスタート星座らしくて興味と好奇心の対象に、豊かな感情を注ぎます。
このうち動物であるこいぬ座が一番身近で、素直な愛情や仲間意識を持ち出すと、その動物を使って誰かに何かをしてあげたいへびつかい座が、その愛情を深めていきます。へびつかい座はお医者様で人の命を救い、ついには死からも人を救ってしまったほどの人です。二人称で理解しあい、深い愛情を深めた後は王様のケフェウス座がみんなに等しく、その愛情を横に広げて浸透させていきます。
うみへび座、さいだん座、アンドロメダ座。動物、無機物、人間の流れです。 うみへび座はとても愛情深い星座で、蟹座の中では仲間意識と一対一の蠍座的愛情も、両方持てるような一面があります。一方のさいだん座もなかなか奥深い星座で、一対一の深い愛情を持つ一面、愛情のオピニオンリーダーとでも言えるような、祭壇に象徴される一面を持っています。その性質が月として出れば友達同士のカナメやかすがい役に、太陽として出ればまさに公の思想的指導者にさえなれる力を持っています。
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それらを踏まえて、実際に愛情を広げていけるのがアンドロメダ座です。そのアンドロメダ座もまた、基本的にはお姫様でみんなに愛情を注ぐ立場…実際そうなんですが、一方では蟹座の性質を持っているまだ若いお姫様ですから、お気に入り小集団に特に深い愛情を注ぐ…なんて事もしちゃうわけです。公の場ではみんなに博愛、でも内々の場ではお気に入りに深い愛情を注いじゃうのがアンドロメダ座です。
カメレオン座、みなみのかんむり座、カシオペア座。同じく動物、無機物、人間の流れです。
カメレオン座はつかず離れずの、落ち着いた距離を保つのが得意な愛情星座です。魚座的博愛主義を持っていますから、普通は典型蟹座さんほどは特定グループ内だけでのべったりにはこだわらず、複数のグループや規模の違うカテゴリーを掛け持ったり、使い分けたりが出来ます。そんな蟹座さんにしてはスマートなカメレオン座と好対照を持つのがみなみのかんむり座で、蟹座的行動力を秘めた個人の持ち物であるみなみのかんむり座は、小、中グループでの愛情のキャッチボールは大好きです。それらを最終星座のカシオペア座は、最初は広く、おつきあいが広まるごとに深い愛情でじっくりと包み込んであげられます。
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