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12星座のアスペクト トライン |
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トライン
トラインは120度の角度です。円を三分割した角度で、タロットならVの穏やかな発展と充実の女帝に象徴される意味をホウフツとします。惑星間アスペクトなら120度に位置する惑星同士で、星座同士でも三角形の位置に来る物同士がこの組み合わせ・相性になります。
120度の星座同士は、四元素が同じ星座同士になり、元素的には調和する相性になります。一昔前なら「吉」と言われた相性で、宿曜なら業胎の関係になる星座同士です。
人間の相性でも、まったく異質な価値観、部分ばかりでは接点が無いけど、あんまり同じすぎても、知らない部分に触れられる楽しみや興味が減少してしまいます。
それなりに意気投合できる部分と、でもちょこちょこっと違うかな〜って未知の部分がバランスよくあると、良い距離でお付き合い出来たりするものです。そしてトラインの組み合わせはまさに「同じ元素の近しい路線・タイプで、カラーがちょっと違う。」とでも言うような関係になっています。
似ている性質を無理なく発展させて、スムーズに伸ばしていけますが、別の見方をすると発展させても、どうしても似ている性質の枠内に収まりがちにはなってしまいます。
荒療治的な、思い切った大改革・大発展をしようと思ったら、オポジションやスクエアの方が有効だという見方も出来ますが、オポやスクエアだらけだと、発展より先に苦悩の山が出来かねないですから、やっぱトラインは無難にうれしいアスペクトです♪
十二星座の場合、120度三角形の相性は、3個ずつが4組になりますからこの単位で。36星座でも3星座単位で見て行くとわかりやすいです。
ちなみに「何かグランセイザーに似てるナリーッ」とか、「火のトラインて、炎のトライブと同じだにょ?」とか思ったオタッキーな方もいらっしゃると思いますが、これはグランセイザー自体がそもそも、12星座をモチーフにして…。
って…、12星座のトライン知っててもグランセイザーがわからない方は大挙いるだろうけど、グランセイザーを知ってたら、12星座が元ネタだと言う位はわかるか…(^^;;
一応、念のために、ごく参考までに、リンクはっとこ。
十二星座をモチーフにした、こーんな番組が昔あったんですよ♪
超星神グランセイザー(テレビ東京)
超星神グランセイザー(東宝)
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火のトライン |
牡羊座と獅子座 獅子座と射手座 射手座と牡羊座 |
火の元素の直感、精神が共通します。それらの創造性や野心が、寛容で楽天的、ノリ良く加速されます。牡羊座、獅子座、射手座と、活動する星座、動かない星座に、それらを認めて対応して上げられる星座と言う順番になります。
牡羊座は魚座から生まれた原初の炎で、一人燃え始める、荒削りな発現の火です。それを獅子座の炎は表現や創造と言う形で、生き生きと落ち着かせていきます。
人から見られた時にほめてもらえたり、認められたいと、自分の好きなまるい大きな炎にしていきます。一番自分が燃える、太陽の炎です。
それが射手座まで行くと、もっと深遠で知的な炎になって行きます。時には輝きと熱をわけたり加工してみたりして、人々の役にも立つ完成された炎って感じですよね。
もともと「何かをやりたい、始めたい。」系の星座ですから、それぞれ同士がよく調和して、ストップをかけるような要素は無く、ぽんぽんぽんと、元気をトスするごとに加速していくような感じです。
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スピーディーで行動力と自己主張はとにかくありそうですが、悪くすると落ち着きが無かったり、自分中心のカラッとした考え一辺倒で、思いやりやしっとり感に欠けかねません。
始めたは良いがいつの間にか尻切れトンボになっちゃったり、完成しないまま自然消滅なんて事も起きちゃいかねません。対象についてこだわらない事が多いので、悪く出ると飽きっぽかったり、持続力に無さにもつながりかねませんが、一方でそれを気に留めたり、他人の仕事にこだわったり干渉したりも少なめですから、ひとしきり有意義な時間とやり取りを重ねながらも、ハタから見てると「それで結局、何をやっていたのだ?」と言う事もありえます。
それでもやり抜いたり、戻ってやり直したりするよりは、また新しい物に挑戦する方に価値を感じそうです。
牡羊座はさんかく座、エリダヌス座、ペルセウス座、
獅子座はコップ座、ケンタウロス座、からす座で、
射手座はこと座、わし座、はくちょう座です。
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牡羊座 |
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獅子座 |
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さんかく座、エリダヌス座、ペルセウス座 |
コップ座、ケンタウロス座、からす座 |
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獅子座 |
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射手座 |
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コップ座、ケンタウロス座、からす座 |
こと座、わし座、はくちょう座 |
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射手座 |
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牡羊座 |
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こと座、わし座、はくちょう座 |
さんかく座、エリダヌス座、ペルセウス座 |
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地のトライン |
牡牛座と乙女座 乙女座と山羊座 山羊座と牡牛座 |
地の元素の感覚、物質が共通します。しっかりした現実性や、ゆっくり着実な安心感が共通できる三星座です。実務や社会性、財貨の獲得に力を発揮しそうな組み合わせです。
牡牛座の五感からキャッチする快不快を、おとめ座はちゃっちゃと分析していけます。それをやぎ座は「こうやったら、より広く役に立ち、結果を出せるのではないか?」と、行動と結果に結び付けて行けます。
前二星座は個人の半球で、牡牛座が感性や好みを基準にどんどん取り込んで行くと、乙女座は実用本位に整えて欠点を補い、山羊座が活動して社会へ広げてゆく、なーんて感じにも取れます。
乙女座は比較的、長所を伸ばそう以上に、まずはわかっているマイナスや欠点を見つけては直そうと言う、弱点を無くして整えるのが得意ですが、そんな乙女座気質を常識派で保守的、堅実な山羊座は好ましく受け止めて上げられます。感性や感情論以上に、理論や実用性が基準になっているところも山羊座好みに思える部分です。
一方のこの、社会性を持った現実感、行動力と言うのも、個人ベースが多い牡牛座にとっては助けられる事が多いです。速度がありすぎると牡牛座はついていけ無くなりかねませんが、山羊座はエネルギッシュで活動的でも、あまり初速が速かったり、短期的にコロコロ変るスピード感では無いです。
包括的な一つの全体に対して腰を据えて活動していく事が出来るので、牡牛座も乙女座も足並みをそろえやすく、山羊座としても牡牛座、乙女座は個人ベースをしっかりカバーしてくれるので、スタンドプレーやキテレツな行動を取る心配も少なく、まずは安心してまかせられ、成果を期待出来ます。
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三星座とも女性星座で、火のトラインがスタートダッシュ型の並び方だったのに対して、このトラインの場合は不動星座から始まるのが特徴です。腰をすえていたのが、他人や情報に合わせて腰を浮かし、最後に外に向かって歩き出して行きます。はじめゆっくりでバトンを受け継ぐごとに徐々に加速する、リレーとか駅伝、長距離ランナーみたいな組み合わせのチームです。
安定感はとてもありますが、悪くすると安定しすぎてお尻が重くなりすぎます。目の前の打算や物欲、結果主義に傾きすぎて、さらにその融通が利かなくなります。
変化に対しての決断が消極的な上、元々決断するのに時間もかかりがちですから、マイペースでノッてる時には良いのですが、状況が二転三転なんて波乱万丈になってしまうと、対応に苦労します。
「どうしましょう?」と、あわあわしているうちに、どんどん対策が後手後手になってしまいます。
女性星座二種は、男性星座に比べるとネガティブ=この場合は悲観的になりやすいとも言われますが、特に地系三星座はちょっと「結果がダメなら全部ダメ」のマイナス思考と「自分さえよければ良いの…」と言う、心を閉ざした悲観主義になりやすいです。
牡牛座はおおかみ座、オリオン座、ぎょしゃ座、
乙女座はうしかい座、ヘラクレス座、きたのかんむり座で、
山羊座はつる座、イルカ座、みなみのうお座です。 |
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牡牛座 |
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乙女座 |
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おおかみ座、オリオン座、ぎょしゃ座 |
うしかい座、ヘラクレス座、きたのかんむり座 |
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乙女座 |
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山羊座 |
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うしかい座、ヘラクレス座、きたのかんむり座 |
つる座、イルカ座、みなみのうお座 |
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山羊座 |
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牡牛座 |
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つる座、イルカ座、みなみのうお座 |
おおかみ座、オリオン座、ぎょしゃ座 |
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風のトライン |
双子座と天秤座 天秤座と水瓶座 水瓶座と双子座 |
風の元素の、知識、思考が共通します。コミュニケーションややり取りが盛んで、それによって知恵や知識の相互交換が加速します。
男性的なカラッとした流通で、「はいっ♪」「はいっ♪」「はいっ♪」って、トスのまわしっこが出来るような三星座です。
双子座は実用的な短距離知性。隣同士に並んだ双子が盛んにおしゃべりするように、気軽に次々と会話が出来、知性と工夫を獲得していきます。
天秤座はそれをさらにもう一回り、美的にシェイプアップした上で、中距離の多くの人の中で応用して行きます。よりたくさんの人の中で、色々な価値観に触れたり、たくさんの人から見られたり、反対に見てセンスを取り込む事によって、自分自身のヨソイキの衣装を、レベルアップさせたり増やしたりしていけます。
それを落ち着けて、洗練された形で完成させたり、社会でしくっと機能させるのが水瓶座です。天秤座がインプットと調節なら、そう言う基本形を押さえた上で、一歩進んで新しい発想を思いついて、アウトプットする事が出来るのが水瓶座です。
そんな水瓶座の自由な発想や、これまでにこだわらない新しい感覚を、双子座もこだわらずに好意的に、聞いたり取り込んだりして上げられます。
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どれも形や、保守的な方向にはあまりこだわらない三星座で、新しい発想や楽しいやり取りを求めて上手にコミュニケーションしていけます。
会話と交流の好きな知性の星座ですが、良くも悪くも男性的なカラッとした性質が基本なので、深く突っ込んだお付き合いはあまり得意ではありません。
社交の星座と言うのは、実はその社交についてはそれだけ気を使っているんです。距離感を考えたり、自分自身の姿や見方についても考えます。相手の事も先も読みます。
そうなると深入りしたりされたりによって、傷つけあったり感情的な尾を引くくらいなら、安全圏内のやり取りに留めたいと思う事も多いです。風星座が社交的なのに表面的なお付き合い見たく言われるのは、この深入りについてのガード機構や、深い浅いの差が出来る事による、人間関係のバランスを気にするからでしょう。
ノリのよさとやり取り感はアップしますが、悪くするとノリだけで終わったり、しゃべったり交流しただけで具体感、物質感のような物が欠けた空論や理想主義にも傾きます。
双子座はこぐま座、おおいぬ座、おおぐま座で、
天秤座はへび座、りゅう座、じょうぎ座、
水瓶座はこうま座、ペガサス座、くじら座です。 |
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双子座 |
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天秤座 |
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こぐま座、おおいぬ座、おおぐま座 |
へび座、りゅう座、じょうぎ座 |
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天秤座 |
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水瓶座 |
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へび座、りゅう座、じょうぎ座 |
こうま座、ペガサス座、くじら座 |
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水瓶座 |
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双子座 |
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こうま座、ペガサス座、くじら座 |
こぐま座、おおいぬ座、おおぐま座 |
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水のトライン |
蟹座と蠍座 蠍座と魚座 魚座と蟹座 |
水の元素の感情、情感、時にフィーリングや霊性などが共通します。感情豊かに気持ちを大切にし、それで共感していく性質がスムーズに循環して高めていけます。
蟹座(月)は、生まれた家庭と家族です。これが蠍座になると恋人が出来、結婚し、魚座になると周りの人から人類全体とでも言うように、感情や愛情のスケールが大きくなっていきます。そしてもちろん、世界全体に満ちた愛は、また自分の家族、子供を見つめ直させてくれて戻ってきます。
自分が最初にいた家庭の家族愛から、大人になっての恋愛、その後人類愛とでも言うような循環です。
あるいは活発な蟹座がコミュニティを作り、蠍座はその関係に深みを加えて行き、魚座が上手に間間を取り持つような感じにもなります。
狭く深い愛情から、徐々に広い博愛へとスケールアップしていきます。そこにはあまり理屈はありませんし、他人を押しのけてまで「私が私が…」と言う自己主張も強くはありません。
相手を想い、大切にし、自分も想われてみんなでうれしいなって感じです。循環する四元素のうち、一番最後に来るのが水の星座に象徴される愛や心なんですね。
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風星座が広く浅い、交流自体を楽しんだり知性を増してゆく、男性的な人とのやり取りの星座群だとすると、水星座は気持ちのやり取りを行い、広く深い色々な形での気持ちや愛情を求め、大切にする、女性的な人とのやり取りの星座群なんですね。
これがあまり行き過ぎると、感情がウエイトを占め過ぎて、実生活や現実感、理想にまで目が行かなくなって、自分自身が他人や気持ちに振り回され不安定になってしまいます。月のネガティブな部分ですね。
また、愛はひとたび裏返ると、嫉妬や憎しみにもなります。感情的にこじれてしまうと、どうしても深く傷ついてしまったり、仲直りに時間がかかってもしまいます。
蟹座はこいぬ座、うみへび座、カメレオン座。
蠍座はへびつかい座、さいだん座、みなみのかんむり座。
魚座はケフェウス座、アンドロメダ座、カシオペア座。 |
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蟹座 |
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蠍座 |
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こいぬ座、うみへび座、カメレオン座 |
へびつかい座、さいだん座、みなみのかんむり座 |
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蠍座 |
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魚座 |
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へびつかい座、さいだん座、みなみのかんむり座 |
ケフェウス座、アンドロメダ座、カシオペア座 |
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魚座 |
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蟹座 |
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ケフェウス座、アンドロメダ座、カシオペア座 |
こいぬ座、うみへび座、カメレオン座 |
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