ルーン (RUNE) ページ内リンク
●ルーンについて
●ルーンの占い方
●ルーンについて

ルーンと言う言葉は聞いた事がおありでしょうか?
え?ルーンクエストで遊んでるから知っている?いやー、そう言う方のほうがむしろ少数派だと思いますが、実際、ファンタジーとか、占い以外で「ルーン」と言う言葉を耳にした事ある方の方が、多いかも知れません。

占いの中では、そうですねえ…タロットよりは、ちょっと知名度が低いくらいでしょうか?カテゴリーで言ったら基本的には「西洋・卜占」ですね。
で、ルーンとは何か?一言で言っちゃうと「文字」です。アルファベットの原型になったと言う説があるくらいですから、アルファベットなんかにも対応していますが、基本的には表意文字でしょう。
そういわれちゃうと、簡単に聞こえるでしょうか?

いや、でも実際、簡単と言ってしまえば確かに簡単なんです。
タロットが22枚、もしくは78枚のカードを使って占うように、ルーンは基本的には24個、もしくは25個のルーンストーンと言われる石を使って占います。タロットは普通カードを使いますが、ルーンの方は伝統的に、またスタンダードとしてはルーンを刻み付けた石や木を使っていましたので、ルーンストーン、またルーンストーン占いと言われています。日本では昔から紙に筆で書く(紙に液体で書く)と言う事がポピュラーでしたが、古代ゲルマン〜北欧、スカンジナビアなどでは、ルーンは木や石に刻み付けていました。ルーン文字は直線だけでシンプルに構成されており、書く以上に彫りやすい文字となっています。ルーン占いは、この24個(あるいは25個)のルーンストーンから1個(もしくは数個)引いて、出てきたルーン文字に象徴される神託を受け取ると言う物です。

文字と言ってしまえばそうなんですが、ルーンは単純な一つの部品としての文字ではなく、一つ一つに意味と魔力があるとされています。RUNEと言う単語・言葉自体に「秘密」と言う意味があるそうで、いわゆる神聖文字と言う物です。その意味ではアルファベットのような意味の字ではなく、むしろ占いや祈願、刻み付けての護符、そして何より魔術などに使われていたようです。

ルーンの起源や歴史については、やはりタロットや他の占い同様、遡るごとに諸説ありますが、いずれにせよ古代ゲルマンと北欧を背景に持った文字〜占いであるとは言えると思います。ルーンはそんなゲルマンの人たちが、神託や魔力の源として用いていた、神聖文字だったそうです。

ギリシャ神話の事を考えながら西洋占星術を見ると、また違った視点で見れるように、ルーンを見ようと思った時には、ある程度は北欧の文化や考え方、北欧神話の土台ような物が大切になってきます。単純にシンボルを直訳しただけでは、あまりピンと来ないからです。

また、ルーン文字がただの直線の組み合わせで、視覚的なインスピレーションが湧きにくい分、タロットよりも馴染みにくさや、愛着の湧きにくさはあるかも知れません。タロットにこれだけバリエーションがあるのは、やはりさまざまな絵に直す事が出来るからと言うのが大きいでしょう。ルーンには絵は無く、誰が書いても同じ“文字”ですから、どうしてもこの点は、最初にシンボルの意味を覚えていないとイメージの湧かせようがありません。
ただ、その辺だけ踏まえて考えられれば、ルーンは特別難解な占いでも無いと思います。とにかくルーンストーンを引いて解釈する。後は展開(キャスティングやスプレッド)なども、タロットと同じバリエーションで考えていけると思います。

ルーンは上記のように、基本的には卜占です。しかし、いわゆるバリエーションとでも言う考え方、広げ方をする時、さまざまな物に対応させて言って、命術に直したり、数字などとも関連させて考えてゆく事も出来ます。

本来の卜占としても、タロット同様、恋愛、仕事、人間関係などの近過去〜現在〜未来、健康、特定の人物、時間、方向など、相当広い範疇で占う事が出来る、ほぼ万能のツールとして使えます。

またこれもタロット同様、卜占の基本で、現在のその人〜状況を視点…と言うか、前提、スタート地点としてみる占いですから、状況や事情が変われば、その後の流れも結果も変わっていきます。
「現在はどうやらこうなっているようで、このままの流れで行けば、たぶんこうなる…」わけですから、それがクライアントさんにとって好ましく無い流れ、状況なら、そうなら無いように行動していけば変わって行きますし、一度流れが変われば(前提が変わったわけですから)また、その後の流れや結果も変わっていきます。

ルーンは多少、タロットよりも神託…と言う雰囲気を感じます。

「何度も同じ事を占ってはいけない…」のは当たり前ですし、他の占いでも特定の条件を満たせない時(満たした時)には、占うのは不適当とする場合がありますが、ルーンは人ややり方によっては「これこれ、このような出方になった時には、占い結果は得られなかった物として、キャンセルする。」(今回は神託を得られなかった…諦める)みたいな部分があります。ブランクルーンなどもしかりですが、ルーンはこの辺も含めて、比較的神託的な傾向はタロットよりも強めに思います。

時代や解釈の流れも大いにあるのでしょう。
この点、今はもうタロットなどは比較的アクティブな受け取り方をする人が多いように思います。今の日本では、タロットはだいぶ馴染んできているのか、タロット自体の占的については、個人の内面や事象として受け取られている事が多いように思います。今の私の深層心理とか、内面、彼との関係などです。

ルーンも同じ卜占なのですが、この点はもう少し運命〜神託的な色合いがあります。あなた個人の事情や内面も、もちろんルーンで見る事は出来ますが、そう言う個人的な心境、事情を踏まえた上で、本来ルーンは大きな流れそのものや、運命の色や方向のような物を、シンボル自体がより直接的に帯び、象徴しているように思います。



●ルーンの占い方

ルーンは24個(もしくは25個)のルーンストーンを使って占いを行っていきます。
最も簡単に考えるのなら、ランダムに一つを選び、それを神託とすれば良いわけです♪

ルーン24個には、スペルや読み仮名も、また分け方もいくつかありますが、とりあえずここではポピュラーな3つのグループわけで、名前だけご紹介します。


フレイヤのグループ (愛、恋愛、結婚、幸福など。)

fehu、(F フェオ)
uruz、(U ウル)
thurisaz、(Th ソーン)
ansuz、(A アンスール)
raido、(R ラド)
kano、(K ケン)
gebo、(G ギューフ)
wunjo、(W ウィン)

ヘイムダルのグループ(仕事、経済、成功、権力など。)

hagalaz、(H ハガル)
nauthiz、(N ニイド)
isa、(I イス)
jera、(J ヤラ)
eihwaz、(Y ユル)
perth、(P ペオース)
algiz、(Z エオロー)
sowelu、(S シゲル)

ティワズのグループ(知識、勉強、霊、見えない物など。)

teiwaz、(T ティール)
berkana、(B ベオーク)
ehwaz、(E エオー)
mannaz、(M マン)
lagus、(L ラーグ)
inguz、(ING イング)
othila、(O オセル)
dagaz、(D ダエグ)

blank (ブランク・ルーン)

最後のブランクルーンは空白のルーンといわれるもので、やり方や人によって、入れたり入れなかったりです。
ルーンはこれら24個、もしくは25個のルーンストーンを使って占って行きます♪


ルーン系のオススメ・推薦・参考サイトさんです♪\(^▽^)
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DLさせていただいたルーンの著作、監修をされた宮里砂智子さんのサイトです。
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