☆ 4-8 ☆
西に黄色で金運がアップするのは本当?
黄色のお財布でお金が貯まるのは本当?
西やお財布で黄色やっても金運アップしません。


A、ハートランドなら…


嘘ではない。
嘘ではない…かもしれないけど、
これはこれだけだと、たぶんたいていの場合
直球過ぎッス
と、考えます。


色にはすべてそれらに象徴される、効果や象意、暗示と言うものがあり、
それを直接お仕事にしている職業には、カラーコーディネーターさんや
カラーセラピスト、オーラソーマセラピストなどがあります。

色と心理の効果や影響は結構わかっていて、
例えば不眠症の方のベッドルームが、煩雑とした色使いだった時
相談を受けたお相手が、色+心理療法家の立場の方なら
ブルー基調に、蛍光灯を取り替えて…なんてアドバイスをしたりします。

多少違うロジックではありますが、いわゆる占いでも
時間、空間、数、さまざまな物をそれぞれ同士、
対応させたり、変換させたりしていきますから、
その対応の中には、当然、色もあります。

同じ事を言っていても、カラーコーディネーターさんの言葉なら
「おお〜科学の裏づけだ♪」と素直に聞けるのに、
占い師さんの言葉だと
「ん〜非科学的だあ☆」と偏見で見ちゃうのなら、
これはちょっとどうかなあ…とも思うのですが、
ついそうとられてしまう原因は、やっぱり占い側にもあるとは思うんですよね。


一般の方が占いに対して抱いているイメージ自体が、割とそうなんでしょうが
往々にして効果について、ちょっと強力で、直球な物・結果
に、思いすぎ(伝えすぎ?)…と感じるんです。


多分このお話って、某Drが「西〜黄色〜金運」と言い出したのが始まりですよね(笑)
確かにその事自体は、必ずしもデタラメではないと思うんです。
特に最近の広〜い意味での風水では、そう言う解釈自体は出来ると思います。

ただこれまた、どこからどこまで、何を持ってして「風水」と呼んで良いのか?
解釈も流派も、考え方も多種多様でしょう…。

そして本来の風水って、もう少し難解で抽象的な上に、
そこまでやっても効果と言うのは、結構やんわりとした物です。

だからこそみんなあんまりピンと来なかった。
「風水ってすごい物らしいけど、なんだか難しいし良くわからないよね?」
最初は多くの一般の方の、風水に対するイメージって、こんな感じだったと思うんです。
これはこれで、別にいいとも思うんです。
まるっきり間違った認識…と、言うわけでも無いでしょうしね。

そこへ某Drさんが、実に単純明快、具体的で誰でもわかり、出来る、
親しみやすい方法で、風水を紹介してくださった。
「風水ってもっとずっと難しくて、とっつきにくい、
わからない物だと思っていたけれども、たったこれだけでいいの?
西に黄色やるだけで金運アップしちゃうの?
お財布黄色にするだけでお金がたまるの?」

この“誰にでも出来て、わかりやすく、簡単な形で”紹介してくださって
風水の認知度が上がった!と言う点についての
功績、影響力は絶大だったと思います。

ただ、簡単でわかりやすいと言う事は、
それだけすぐ使える、各論・枝葉中心に、目が行きやすい形で伝わってしまって、
それ以外を略しちゃってる…と言う事にもなりかねません。

西に黄色で金運アップと言うのは、他さまざまある要素や条件を全部略して、
さらに象意を大幅に拡大して、間接的に結び付けたようなイメージだと私は思います。
「西に黄色で金運アップ♪」だけだと
「日本料理はお塩でおいしさアップ♪」見たいなもんだと思うんです。

嘘ではないかもしれません。
嘘ではないでしょうが、それだけで右から左へ、
形になって結果が出ると言うのは、むしろ珍しいくらいでしょう。
この辺は風水一つとっても流派はありますから、
中には西に五黄等が回った時に、色までまっ黄っ黄にしちゃうと
黄色が大過して、かえってバランスを崩すために悪影響がある
と言う考え方もあるようです。


そうでなくても、例えば愛用の炭酸飲料を、ライトバージョンとか
ダイエットバージョンに変えるとか、
普通のカップ麺だったのを、ノンフライ麺に変えてみるとか、
そう言う事をやってみたのに
「摂取カロリーが減った事は、科学的に確実なのに
なぜ体重が全然変わんないのだ!」

と言ってるのに、近いような感じだと思います。
嘘ではなくても、それ一つで目に見えるほどの結果が出るのかと言えば
そんなツボにはまったような場合の方がまれでしょう。


ちなみにお財布などの場合、
お金がたまると言うのはあくまでも“結果”の部分ですから、
私なら別に黄色でなくて他の色であっても、
用途や自分に合った使い方や、手段としてうまく使う事が出来れば、
基本的には、どの色でもいいと思いまっす ^^






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