☆ 4-7、 外国人の姓名判断はどうするの? ☆


A、ハートランドなら…

アルファベット・数秘術
その国の判断方法等、
適切と思われる占術、
判断方法を用います♪
と、考えます。


中には
「外国人は姓名判断出来ない。
アルファベットは画数に直して判断出来ない。
だから姓名判断なんて嘘だ。」

と言うイキナリ極論に吹っ飛んじゃう方も、いらっしゃるようですし、
反対にそのまーんま、日本式の姓名判断に

むりくり直して?、見ちゃう方もいらっしゃるようですが…
ハートランド的にはどっちも「ちょっと待ってくださいな♪」です。

ミルキーウエイのアーキタイプのところでも少しお話してますが、
占いと言うものは根本的な原理・原則では共通する物があっても、
具体的な部分、臨床的な部分になるほど、
その国、文化風土、土地柄や世界観の影響を受ける物
だと思います。

姓名判断のような相術(物の形から吉凶を類推する手段)もまた、
何を持ってしてどう見るのかは、その地域・民族によって異なって来るでしょう。


日本の姓名判断、そもそも日本語が漢字、ひらがな、
カタカナからなっている事から、発生してきた物です。
(流派こそいくつもあるでしょうが、
特に判断方法が主に今の形になったのは、比較的最近です。)

例えば画数に直して判断すると言うのは、画数がある日本語だからこそであって、
画数に直す事が不適切なアルファベットのような言語なら、
普通は画数判断はあんまり用いません。
欧米には欧米式の、姓名判断に当たる物が存在しますが、
日本ほどは盛んではなく、その一方で数秘術のような物が発達して、
それぞれその国独自の、姓名判断に相当する占術
(と言うか判断方法)を用いて占っています。


占いの中でも、姓名判断や人相手相などの相術は、比較的統計が取りやすく
プロでやってらっしゃる方なら、みなさんそれなりの手段、方法で
ご自分なりの統計を取っては、その判断を加えて修正
…を繰り返されている事と思います。
と言うか、意識して統計のような形でチェックしなくても、
毎日実践鑑定されていたら、嫌でも(って事は無いけど)
現実の結果、ノウハウの方が蓄積されていきます。

姓名判断、人相家、手相家の方で比較的多いパターンは
「師や書籍で学ぶ」→「実践」→「必ずしもあわない」
→「現実の結果を加えて修正」→「実践」→「さらに修正」
の流れでは無いでしょうか?

日本の姓名判断と言うのは、主に日本人の行動を観察して調べ、統計を取り
その積み重ねで出来ていった物ですから、そういう意味でも
直接日本式の姓名判断を、外国人の方に当てはめるのはどうかと思います。
(だから、もう日本に暮らして長いとか、充分日本人的な状態、
環境の方なら、それなりに判断する事も出来ると思います。)


例えばちょうどこれと同じ疑問を欧州の人がもって
「ルーンのない日本人はどうやって、魔術や占いをやっていたのですか?」
と聞かれたら、もしかすると
「日本は元々水と紙に恵まれた国で、
和紙に筆で文字を書く事が一般的な文化背景ですから
石や岩に刻み付けるためのルーンと言う発想がなかったのでしょう。
その分、日本語独自の占い、判断、言霊や陰陽道を用います。」

などと言う会話に、なっていたかも知れませんね^^





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