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2-21-2 
大殺界って当たるの?大殺界って本当?補記

もし大殺界が本当なら?

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●減退では身内の不幸が相つぐは本当?
●大殺界中は判断を誤りやすいは本当?
●「大殺界で新しく始めた事は必ず不幸な結末を招く」これは本当?

それでもまだ、大殺界って本当なんじゃないだろうか?
と、不安な方は多いかも知れません。

じゃあ一つここで、思考実験と言う事で(帰無仮説じゃないけど)、

大殺界が正しい!
と仮定してみましょう。
するとどうなるか?

もう一度、原典を引用すると、
以下のようになるわけです。


<陰影>
冬がやって来ました。一切の運気が衰えはじめます。大殺界です。ここでは一切のことがうまくいかなくなります。人にだまされ、自分も人をだまし、自分が自分でなくなります。この時期に判断したり、決断したりしたことはすべて錯覚にすぎません。仕事運、愛情運、家庭運はないも同然です。

<停止>
大殺界のどまん中、すべてが空回りに終わり、八方ふさがりの状態となります。仕事も、ここで新たな成果は期待できません。過去の遺産を食いつぶして生きていくことになります。転職はタブーですが、不思議とこの時期に仕事をやめたくなるものです。愛情面はトラブルだらけ、離婚の危機も訪れます。金銭運もゼロです。この時期は何もせず、ただおとなしく耐え忍ぶことです。

<減退>
大殺界最後の年です。この時期さえ耐え抜けば、再び春がめぐってきます。じっと我慢してください。身内や知人の不幸が相つぎます。時には自分の生命も危険になります。現状を維持して動かないで下さい。職業も変わりたくて仕方がないときです。しかし、ここで動くと決定的な敗北になります。愛情運は最悪です。金銭的には身につけてたものをゼロにしてください。ここ金銭を惜しんでいると運気はマイナスになり、翌年訪れる<種子>の運気までそこなわれます。
「運命を読む 六星占術入門」 細木数子 ごま書房


じゃあ次に、以上のおっそろしい事が、
一体どのくらいの、割合や頻度で起きるのか?

12年中3年、12ヶ月中3ヶ月、12日中3日です。
とりあえず日は抜くとして、年と月をあわせるだけで、
12年中3年+(9年の分×3ヶ月=27ヶ月=2年3ヶ月)
=5年と3ヶ月です(43.75%)

人生の43.75%が大殺界になっちゃうんですね。
日の大殺界まで入れれば、5割を超え、
(12分の3が年と月と日にあります。)
「大殺界では無い日」と言うのは、42.1875%。
人生の57.8125%は、年、月、日の大殺界です。

さらに恋愛でも、結婚でも、お仕事でも、人間の活動の多くは、
相手の方があっての事ですが、二人を組み合わせるだけで、
「お互いが大殺界から外れている日」
と言うのは、年と月で31.64%。日まで入れたら、17.79%です。

殺界・早見表 なる確率の概算
(%表示)
日本の人口を
1億2777万人とした場合、
該当する人数の概算
年の大殺界(になる確率) 25.00 3194万人
年か月の大殺界 43.75 5371万人
年か月か日が大殺界 57.8125 7386万人
年の入殺(になる確率) 41.6666… 5323万人
年か月の入殺 65.9722… 8429万人
年か月か日の入殺 80.1504… 1億240万人
二人の人の、最低どちらかが
年か月の大殺界(になる確率)
68.3593… 8734万人
二人の人の、最低どちらかが
年か月か日の大殺界(になる確率)
82.2025… 1億503万人
二人の人の、最低どちらかが
年か月の入殺(になる確率)
88.4211… 1億1297万人
二人の人の、最低どちらかが
年か月か日の入殺(になる確率)
96.0599… 1億2273万人


上手く行くのか・行かないのか?
幸せになれるのか・不幸になるのか?

こう言う結果を単純に、星人の十二運気と言う、
原因だけに依存して説明しようとした場合、
問題はこの割合・確率が、
どんな人(業界・社会・時代)でも、変らない

と言う事です。

これだけの確率(割合)で、
※一切のことがうまくいかなくなる。
※人にだまされ、自分も人をだまし、自分が自分でなくなる。
※この時期に判断したり、決断したことはすべて錯覚。
※仕事運、愛情運、家庭運はないも同然。
※愛情面はトラブルだらけ、離婚の危機も訪れます。
※すべてが空回りに終わり、八方ふさがりの状態となる。
※仕事も、ここで新たな成果は期待できない。
※金銭運もゼロ。
※過去の遺産を食いつぶして生きていくことになる。
※身内や知人の不幸が相つぐ。ときには自分の生命も危険になる。


って、起きていますか?

好景気でも戦争中でも、上場企業も不況の業界も、
この“割合”は、まったく変りません。
ハリウッドでも、六本木ヒルズでも、
下町でも、アフガニスタンでも上記の確率で、
殺界・大殺界になっちゃいます。


人生の58%が大殺界と言う事は、
あるいは言い換えるとこうなります、

総務省統計局のHPによると、日本の人口は
平成18年10月1日現在、1億2777万人。
つまり毎日毎日、日本中で7386万7031人前後が大殺界です。

周りの方、親戚、お友達、日本中の人を見て下さい。
58%の人が一切のことがうまくいかなってます?
金銭運ゼロでしょうか?

5人家族なら3人が愛情運ゼロとか、
50人の会社なら30人が仕事運ゼロとかです。

不安や心配になっている方ほど、
ご自分の過去や、主観的な視点しか持たなかったり、
より、当たっていると思えるケース・事象を、
結び付けようとされているように思います。
そんな時は全体を見て下さい。


さらに言えば、
「入殺中に、新しくことを起こしたならば、
かならずや不幸な結末を招いてしまいます。」

(「運命を読む 六星占術入門」 細木数子 ごま書房)

と細木さんが断言している、入殺中の期間と言うのは、
中、小殺界も入れますから、年と月だけで65.97%、
日まで入れたら、あなた!80.15%になります。

これもまた、どんなに運の良い人も成功者も、
不幸続きの人も、全人類が同じ割合です。
いつの時代も、どんな業界も、
成功者も、上手く行かない方も、
まったく同じように、一律で人生の80.15%が、
新しい事を始めると、必ず不幸な結果を招く期間
になっちゃいます。
毎日毎日、常に日本中で1億人以上の人が、
該当しています。


繰り返しますが、大殺界で書かれている事は、
非常に断定的で、具体的(絶対的)です。
いつもよりは悪いとか、比較級とか(相対的)ではありません。

<陰影>なら
人にだまされ、自分も人をだまし、自分が自分で無くなる
とか、

この時期に判断したり、決断した事は全て錯覚にすぎない、

と言う調子です。

これが12分の3の運気だけで、自動的に決まってしまうとなると、
どんな良識的で誠実、分別のある人生を送っている人でも、
自由気ままに、捨て鉢な人生を送っている人でも、
正直者も、悪賢い人も、
まったく同じサイクルで同じようになり、
そう言う状態の人がどの業界にも、
同じ割合で生じ、存在している事になります。

毎日毎日、騙し騙されの振込み詐欺の人も、
修道院や教会の、敬虔な聖職者の方も、
自由業者も、公務員の方も、
慈善事業やボランティアに汗を流す人も、
分け隔て無く、同じ期間だけ、
仕事運、愛情運、家庭運が無いも同然の期間があり、
人にだまされ、自分も人をだまし、
自分が自分でなくなってる方が、どんな業界でも、
同じ割合で存在している事になります。

衆議院なら242人中、毎日毎日140人の人が、
全て錯覚で決断しているとか、
参議院なら480人中、278人が、何もせず、
大人しく耐えていなければいけない、
仕事運ゼロの状態で、毎日毎日お仕事とかになっちゃいます。

外務省(5500人)なら3190人の人が、
全て錯覚でお仕事をしているのかと考えたら、
想像するだけで、足が飛びそうです。
(なるほど、だから日本の国は良くならないのかあ?
などと、冗談言ってる場合じゃありません。
割合である以上、未来永劫変らない事になっちゃいます。)

警察でも、裁判官も、弁護士さんも、
命に関わる治療に携わる、お医者様も、
仕事運ゼロや、全て錯覚の期間〜割合については、
みんな同じで、変りません。

学校に行けば、
43.75%の確率で、
大殺界の先生に、教わる事になります。
怪我や病気で病院に行けば、
43.75%の確率で、
大殺界のお医者様に、治療していただく事になります。


私は占いって、
相対的な物だと思うから、有効だと思うし、
だから簡単に確かめられて、正しいとは中々言えなくても、
反面、間違っているとも、言いにくいと考えます。

相対的な「比較的悪かった・悪い事があった」期間が、
大殺界で指定されている、3年間に当たっていた…!
こう言う人はもちろん、いくらでもいらっしゃると思います。

でも、一つの占い(で、わかる事)で、
具体的に、例外無し、結果「こうです!こうなります!」
なんて事が言えるとなると、どうしても私なら上記のように
「全体での、答え合わせが出来る」事に、
なってしまうように、思えます。


●減退では身内の不幸が相つぐは本当?

例えば「身内の不幸が相つぐ」のが、大殺界のうち、
減退だけ(12分の1)に限定で、年と月だけで計算しても、
12年の1年+11年分の1ヶ月=12年中1年11ヶ月。
約16%

これ一見、少ない数字に思えますよね?
ところが身内や知人と言うのは、対象の方が一人じゃありませんし、
身内同士も、家族と言う複数人数単位でいます。

まあ、「知人」にまでしちゃうとキリが無いので、
一応、4人家族と考えると、それだけで(16%が4人分)
50.14%と、5割を超えます

お父さんお母さんの、両方のご両親まで入れたら、
7割を超えます。


私はこの東洋系占術などでたまにある、
ご本人の命を見て身内の不幸と言うのは、
かなり疑問です。

対面鑑定などの一対一で、詳細に見た上での、
それもよほど限定された場合でもない限り、
軽々しくは、言えない・わからないだろうし、
わかっても、伝えて良いのかもあるでしょう。

ましてや気軽に買った、数百円の一般書で、
人(家族)の生き死にを、
そんな一言で断じちゃって良いのか?と言う、
道義的な意味でも、もちろん疑問です。

「今年一年は身内の不幸が相つぐんだ」
なんて事が、仮に本当だったとしても、
それをあらかじめ、教えてもらって、
一体どんなプラスがあるのか、私にはちょっとわかりません。


でも、個人的にはそれ以上に、理論的にどうしていえるのか?
あるいは理論的には、そんな風に解釈できたとしても、
現実にそうだと言う事を、どうやって確かめられたのか?
こっちの方が疑問なんです。

私も占いに関わる人間ですから、
占いの理論と、実践の方に興味があります。

子丑天中殺=水星人は家庭運が悪い
これは本当?


ある占いで今年は結婚は駄目、
すると身内に不幸が…

でもお話ししましたが、

「減退=身内の不幸が相つぐ」が、
単純に当たる〜明らかに確率が高い、と言うのなら、
身内単位で運気が同じと、言う事になるはずに思えます。

少なくとも、平均よりも同じ運気の人同士で固まっていない限り、
身内の不幸が相ついでも、そもそも減退かどうかがわかりません。
こっちの人から見たら減退でも、
別の人から見れば財成だ〜。何て事になっちゃうからです。

だから減退で身内の不幸が相つぐ人は、いると思いますよ。
家族の誰かが減退である確率は、ずっと高いですから。
ただ、ポイントは、他の身内の方の12運も、
みんな減退だったのかどうかと言う事です


●大殺界中は判断を誤りやすいは本当?

これも同じ事が言えると思います。

また、仮に本当だったとしても、
「判断を誤りやすい」とわかれば、
気をつければ改善できる部分に思えます。

ところが「誤りやすい」って、
相対的ならまだわかるんですが、実際には<陰影>などは
「この時期に判断したり、決断したりしたことはすべて錯覚にすぎません
と、言い切ってます。

わかって変えられるなら、意味があると思いますが、
わかっても結果が変わらない、
大殺界だから何も判断しない。となると、
教えてもらっても、どれほどプラスがあるのかわかりません。

そして気をつけても変らない=結果の方が確定なら、
減退の不幸と同じ調子で、
他の人の運気も考えなくては、駄目だと言う事になります。


例えば仮に家を買う、引越しをする、
こう言う大きなイベントがあったとします。

大殺界では判断を誤る!と信じて、
それ以外の時に決めました。

が、その時、賛成してくれた御主人が、
大殺界だったら、どうなるのでしょう?

こちらは良くても、ご主人の「家を買う〜賛成」の判断は、
大殺界中にした事で、誤っている事になります。

あるいは、御夫婦で良い運気の時を選んでも、
家や土地を勧めてくれた、
不動産屋さんが大殺界だったら、どうなるのでしょう?
誤った判断で、あまり良くない家や物件を、
紹介されちゃった事になりませんか?

御夫婦と、不動産屋さん。登場人物が三人いるだけでも、
満場一致なら誰かの判断が、大殺界で間違っている確率が、
82.20%にもなります。(年、月の大殺界を三人分)

これは結局誰かが、
大殺界でも判断を誤っていないか、
大殺界以外でも、判断を間違っているか、
どっちかしか、成り立たないように思います。

また!

仮に「この時期は判断を誤りやすい」が、
何かの占いで読めたとしても、
「だからやめておきなさい」にするのか、
「だから注意して慎重に」にするのか、
ご本人の行動部分についての言及は、
占いと言うよりは、各占い・占い師さんの判断や、
アドバイスの部分だと思います。

私なら、そこはクライアントさん御本人が、
決めて良いところだと思います。
アドバイスや意見として言うのは、構わないでしょうが、
その枠を超えたら占いではなく、命令になってしまいます。

この、指示までコミで、言う事を聞かなきゃいけないとなると、
自分で判断する部分がありません。
占いを受けた時点で、自動的に全部決まりです。


●「大殺界で新しく始めた事は必ず不幸な結末を招く」
これは本当?


ここまでにお話ししたように、
実際にはそんな事無いと思います。

ただし!

これ「ほぼ、必ず当たる」んです(笑)

と言うかですね、ちょっとヘソ曲がり的に考えると、
これは、当たりにしようと思えば、
あるいは、外れを認めないでいようと思えば、
言葉のトリックみたいな意味で、
出来ちゃうと思うんですよ。

あまり大きな声では、言いにくいんですが…。
心配していた方は、落ち着いて聞いて下さい。



そもそも物事って、始まりもあれば、終わりもあります。
日常で始められるような事なら、
永久無限に続く事って、まず無いです。

つまり上の文章って“不幸”の二文字を抜かせば、
ごく当たり前の事を、言ってる事になります。

「大殺界で新しく始めた事は、必ず結末を招く。」

これだと全然、怖く無いですよね?

と言うか、ごく普通の文章です。
大殺界は別に、関係ありません。

「鳥の中で文鳥は、必ず死を迎える。」
と言ってるような物です。

どの運気で始めた事だって、
そりゃ、なんだっていつかは、必ず結末を迎えます。
(さらに割り引くなら「終わるとさえ言ってない。」
あくまでも招くです。
終わりそうになって終わらなかったら、
やっぱり当たったように思えるでしょう。)


残るは、たった一言「不幸」(と「幸運」)ですが、
実は仕事でも恋愛でも、結末を迎える時って言うのは、
不幸な方が印象にも残れば
「結末と意識しやすい」と思うんですね。


彼と別れれば「不幸な結末」
仕事を辞めれば「不幸な結末」
当たりは当たりと、自覚しやすいです。

じゃあ、ハズレの場合の「幸運な結末」って、何でしょう?
恋愛なら、結婚してゴールイン?
仕事なら、調子よく出世?売り上げ倍増?

いやぁ、違うんだなあ。
「幸運な状態」の時って言うのは、結末とは取らずに、
どちらかと言うと「継続」と取っちゃうんですよね。

例えばこれが「一年以内」とか、あらかじめ時限されてれば、
その意味では「その時点で、白か黒かを」フェアに判断できます。
一年目って言う同じ条件で、幸運か不運かを、
それなりに公平に、確認・検証・比べられます。

ただ「大殺界で新しく始めた事は、必ず不幸な結末を招く。」
これだけなら時限はありません。

これって、大殺界を信じている人なら、
「幸運な結末」の状態の間は、
結末とは取っていないんじゃないでしょうか?

「大殺界で知り合った相手だと言うのに、結婚なんかしちゃって…
今にきっと、問題が起きるよ。」
「大殺界で就職して、業績が良いなんて浮かれてる。
今にきっと、伸び悩みだすよ。」


つまり幸運な間は「ハズレとは解釈しない」で、
「幸運な結末」を何度経験しても、それは「過程・状態」と捉え、
いつかどこかで、不幸な事が起きた瞬間に、
「当たり!」で、カウントしちゃってるように思うんです。


これなら賞味期限無しで、
勝つまで永久に敗者復活戦をやり続けているような物ですから、
そりゃあいつかは、当たるでしょう。
無制限の時間の中で、一度でも自覚症状があれば「当たり」
「外れ」はノーカウントで、「まだ結末ではない。」


一方で、早々に破局を迎えたカップルが、
大殺界中に、すぐまた新しい恋にめぐり合っても、
こっちはハズレとは、あまり考えないんじゃ無いでしょうか?


そうなると、上手く行ってる間は、ハズレではなくて結末保留。
良い結末(状態)がどれだけ続いても、
「良い→良い→良い→良い→良い→不幸」でも、
一度でも悪い事があれば、全部ひっくり返して当たり!

ところが、悪い事があった後で、良い結果になったとしても、
「良い→不幸→良い→良い→良い→良い」
こっちでは、一度カウントされた不幸は、当たりのまま有効で
その後、どれだけ良い事があっても、「ハズレの更新、書き換え」って、
あまりしてなかったり、自覚しにくいように思うんです。

でも、当たりはあってもハズレは無い、
単に言葉の遊びみたいな物だとしたら、
あまり意味は無いと思うんですよね。

「大殺界で新しく始めた事は必ず不幸な結末を招く」
これのパーフェクトな、ハズレのイメージって、
あまり浮かばないような、気がします。


お付き合いが、5年続いても10年続いても、
別れた時点で「当たり!」と言われそうな気がします。

一方で別れなければ、それはそれで、
「そんなに長い間、結婚できないような相手なら、
そのお付き合いは不幸です!」
と言えそうです。

結婚したら?
何か苦労があった途端に
「そら見なさい!大殺界で知り合った人と、
結婚なんかするから!」
ぐらいの事は、
言われてしまいそうです。

離婚でもしたら、大当たりでしょう。
例えどんなに、結婚生活を続ける方が辛くて、
離婚の方が建設的な判断だったとしても。

結局、私なら…。
苦労らしい苦労も無く、二人でず〜っと長生きして、
ほとんど前後して大往生…くらいしか、
ハズレのパターンが、思い浮かばないんですが、
そんな時には、お付き合いや結婚したのが大殺界とか、
まず覚えても、気にも留めても、いないように思えます。



結局、ちょっと考えればわかる事ですが、
占いってここまで単純な、一つの要素やキーワードで、
「明らかに、こうである」
「具体的に、こうである」
「例外無しに、みんなこうである」
「それが科学的・統計的に正しい・裏付けられている」

って、中々言えるもんじゃありません。

こんな簡単な事で、そんな重大な事が、
そこまで言えると言うなら、それだけ簡単に確認できて、
とっくに市民権を、得られているように思います。

一人一人の方が思い返せば、
「自分の場合は、そうだったような気がする…」
「言われてみれば、当たっているように思える部分もある…」

こう言うのはいくらでもあると思いますが、
大殺界で言われている事は、天中殺ブームの時以上に、
オーバー表現だと思います。


私なら、正しいと仮定すれば、逆に成り立たないような結果、
整合性が、取れ無くなるような部分が、
いくつも出てくると、思えるからです。

「運命を読む 六星占術入門」 細木数子 ごま書房

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