小さな砂時計


小さな砂時計があります。

砂時計をひっくり返して、更々と砂が流れ落ちる中、
自分の仕事を始めます。


小さな砂時計

基本的には悪い象意ではありません。
もしかすると細かい雑事が、色々立て込んでいるような時かもしれませんが、
それなら一つ一つ順番にこなして行けば、大丈夫の時と考えます。

マイペースで淡々と、細かい事を順に、確実にこなして行くのに向いている時と言う象意です。
一方で、どちらかと言うとあまり大きな事、大事業や、大切な事を成し遂げたり、
手がけたりに向いている時ではありません。
小さなやるべき事、する事をこなすのを積み重ねていきながら、
全力はまだ温存して取っておく時と見ます。

心の中の砂時計が、ひっくり返るまでに、出来るくらいと言うイメージの、
軽く無理の無い事と言うが目安です。

今走ろうと思えば、走れるからと言って全力を出すと、
途中でかえって、雲行きが変わってきかねない時が、小さな砂時計です。
上りすぎに気をつけ、少し下る事は大丈夫。
能力以上に無理はしないで、控えめにしておく分には大丈夫。

一つ間違うと、誤解や勘違い、間違いすれ違いが起こりかねない時、
また内部や内面での争い、分裂、トラブル…の意味もあります。
そんな時に余裕が無くては気がつけません。

行動するのはOKだけれども、今は余裕をどこかに残しておく時…
そんな感じが小さな砂時計の意味です。